ITMediaを読んでいると主に英国で最も多く使われているパスワードのトップ10を紹介していました。
不思議なのはこのパスワードをどうやって調べたかです。
まさかアンケート調査をできるわけもないですし、WEBサーバー上などに登録されているパスワードをこっそりと解析したのであると、セキュリティ上の大きな脅威です。
今回のベスト10のうちどれかを使っている割合は全体の1.8%にも達するそうです。ということは、もしもIDが判っていれば、これらのパスワードを試すだけで、100件のうち1.8件はログインができてしまうことになります。安易なパスワードはやはり避けた方が良いということがよくわかりました。
安易なパスワードが使われてしまう原因の一つは、サイトによってパスワードを付けるためのポリシーが違い、サイトによってパスワードを変えなければいけないことが多いことにも起因していると思います。
私もかなりの種類のIDおよびパスワードの組み合わせを使っています。とてもこれらの組み合わせを覚えることはできないので、NORTONのパスワードマネージャーを使って一括管理しています。
このパスワードマネージャー自体にもセキュリティ上のIDおよびパスワードによるチェックがかかっており、それなりのセキュリティは担保できているのかと思います。
今はどこのサイトへ行ってもログインするのにはIDおよびパスワードを登録し使用する方式が全盛ですが、そのうち、指紋認証など全く別のログイン方式が採用されるようになると便利になると思うのですが、まだ普及するのは難しいのでしょうか。
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