無線LANで映像を飛ばして、防水型のテレビ本体で、その映像を見ることができるという製品があります。プリンストンテクノロジーから発売されている「PTV-WWTV7」という製品です。
防水型のテレビやDVDプレーヤー付きのテレビであれば色々なメーカーから色々な製品が発売されていますが、チューナー部で映像を圧縮して無線LANでその情報を飛ばすというのはとても画期的なのではないでしょうか。
この製品、一般に家庭に普及しているIEEE802.11gや11bという規格ではなく、IEEE802.11aという規格が採用されています。既に家庭では11b/gの規格の無線LANが使われているので、これとの干渉を防ぐ目的だそうです。
内蔵のバッテリーは充電で5時間、そして使用時間が3時間なので、よほどの長風呂をしない限り大丈夫でしょう。チューナー部は地上アナログ放送を受信できるほか、ビデオ入力端子、Sビデオ入力端子がそれぞれ一つずつ付属しています。ここにDVDレコーダーの出力を接続すれば、DVDレコーダーで録画しておいた番組の映像をお風呂で見ることも可能なのでしょう。
しかし、DVDレコーダーの操作は、さすがにお風呂側からはできないとものと思います。この場合、SONYのロケーションフリーの方が優れているかもしれません。プリンストンのワイヤレスお風呂テレビを購入するのと、下記のロケーションフリー、そしてPSPをあわせて購入するのは、だいたい同じ程度の値段でしょうか。
こちらを購入する場合はお風呂にPSPを持ち込むことになると思いますが、防水はされていないところがちょっと心配な点です。お風呂で使うという用途だけで考えると、プリンストンの製品の方が良さそうですが、もっと広域的に楽しもうという場合にはロケーションフリーの方が完全に優れているので、どちらが良いのか考えてみたいと思います。
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