YAMAHAのサブウーファー「YST-SW015」の購入とレビュー

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 引っ越しをする前までは、DIATONE(三菱電機)のDS401という比較的大型のスピーカを使っていたので、特にサブウーファー(サブウーハー、サブ・ウーファー、または、サブ・ウーハー)の必要性は感じていませんでした。

 しかし、既にかなりスピーカのエッジが劣化してしまっていたことと、1本あたり重さが25kgもあって持っていくのも大変そうだったので、手放すことにしました。そして、メインスピーカとして導入したのが、ミニコンポ用のスピーカである、Kenwood LS-VH7というスピーカです。

 この機種に関する詳しい説明は、こちらのページ(LS-VH7)に記載していますが、本当はSOTECのAFINA AVのために大量にSOTEC社にOEM供給された物が、在庫過剰で、急に放出されたことにより、購入した物です。USB接続機能付きアンプと合わせてわずか1万円程度で購入した物ですが、スピーカの音質は素直で比較的良い音だと思っています。しかし、やっぱり超低音域となると物足りなさが残ってしまいます。やっぱり超低音域で色々な効果音を表現している映画を見ると、不足を感じてしまいます。そこで、超低音域を補ってくれるサブウーファーを購入することにしました。

dsp-ax530

 AVアンプは、YAMAHA社製のDSP-AX530を購入したことと、商品のラインアップが優れていること、そしてYAMAHA独自のアクティブサーボテクノロジの良い評判を聞くことが多かったことから、YAMAHAの製品の中から選択することにしました。

 たまたま、楽天スーパポイントにたくさんのポイントが貯まっていたため、1回の買い物で使える限度額の1万円に少しの金額を足すだけで購入できる製品を中心に製品を選んだところ、YST-SW015を購入することにしました。

 内蔵アンプは70Wで、私のように6畳の狭い部屋で聞く分には必要にして十分な出力です。スピーカの口径は16cmで若干小さめではありますが、色々なホームページで研究する限り、これで不足を感じることは無さそうな感じでした。

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YAMAHAのサブウーファー「YST-SW015」のスペック

 本商品のスペックを参考に以下に紹介しておきます。

  • 形式:A-YST方式防磁型
  • 使用ユニット:16cmコーン型ウーファー
  • 内蔵パワーアンプ定格出力:70W(5Ω)
  • 入力感度:30mV(RCA入力)
  • 再生周波数帯域(-10dB):30~200Hz
  • ハイカットフィルター:50~150Hz連続可変
  • 消費電力:38W
  • 外形寸法:幅280×高さ325×奥行320mm
  • 重量:9.2kg
  • 付属品:サブウーファー用RCAピンケーブル(3m)

商品の特徴

 本商品の特徴は以下の通りです。

  • QD-Bassテクノロジ
    • ウーファーユニットを真下に向けて取り付けて、キャビネットの底面にピラミッド状の拡散板を取り付けることにより、音のエネルギーが360度の方向に広がるような仕組みになっています。
  • A-YST方式
    • 空気そのものを振動板として利用するエアウーファの考え方に基づいて、小型のキャビネットでも大型スピーカと同等の重低音再生ができるように工夫されています。
  • 70Wパワーアンプ
    • AVアンプに頼らなくても本機独自にパワーアンプが搭載されています。
  • オートスタンバイ機能
    • 低音域の信号が入力されると自動的にパワーオン状態になる機能です。スイッチの消し忘れによる電気の無駄遣いを軽減できます。
  • 位相切り替えスイッチ
    • 正相と逆相を切り替えて、一番、低音域に迫力がでるほうを簡単に選択することができます。

商品の購入

 楽天ポイントを使うことが目的でしたので、もちろん楽天市場で購入することにしていました。たまたま、「いーでじ」で「メーカ再生品」を1万1千800円で売っているのを見つけて、これを購入することにしました。定価は2万円なので、かなりの値引率のような気がします。また、検索ページをするとこの商品は表示されるのですが、「いーでじ」のTOPページからはどこからもリンクされていないようです。何となく、商品が売り切れたあとに、本来ならば売り切れの状態にして商品を購入できないようにしなければいけないのに、単にトップページからのリンクを外しただけで、商品のページはそのまま残してしまっているような感じに見えました。

 注文をしてみると、2日間程度しメールが返送されてきて、暫く入荷に時間がかかるという内容で、そのまま待ち続けてみました。すると、1週間程度たってから、商品が自宅に届きました。どう見ても、商品は新品で、メーカ再生品のようには見えませんでした。丸紅ダイレクトで、198000円のパソコンを19800円で売ってしまい大騒ぎになっていた時期なので、店側も本当はキャンセルしたかったものの、キャンセルできなかったものとも思われました。何も言わずに新品の製品を仕入れて送ってきてくれたので、対応としては◎かと思います。

商品のセッティング

 商品が到着したあと、段ボール箱から取り出して、AVアンプとの間を付属のピンコードで接続、そして電源コードを近くのコンセントに差し込むだけで、接続作業は完了です。セッティングは、リスナーに向けて真正面からセッティングすると、部屋の中の定在波と低音成分が打ち消し合わされてしまって効果が弱まるということでしたので、少し傾けてセッティングしてあります。テレビを机の上に載せているのですが、そのテレビの下に隠すようにセッティングしてあります。机の上には布をひいてあって、その布が前側に垂れ下がっていて、机の下のゴミゴミした部分を隠してくれているのですが、特に重低音域を担当するこのゆうなサブウーファの前には、布があっても、音質に影響があるようなことは無いようです。

 メインスピーカと本機の受け持つ音域を設定するための、クロスオーバー周波数を設定するための、連続可変式のつまみが付いていますが、メインスピーカがどちらかというと貧弱なスピーカであるため、もっとも周波数が高い150Hz以下をこのサブウーファが受け持ってくれるように設定しています。また、音が入力されたら電源がONになるスタンバイ機能も使用する設定にしてあります。

音質

 本製品では広告にある通り、その大きさからは想像もできないような重低音域の音が出ているようです。また、音量の調整についてもかなり幅があり、重低音域が小さくて迫力が足らないというようなことはおきないと思います。欠点といえば、何となく重低音が尾を引くようなところがあるところです。特に重低音の音を大きくするとこの傾向は強くなります。あまり重低音を強調しないで、自然な範囲で聞いている分には特に気になるようなことはありません。結構、好みに寄る部分も大きいと思いますので、もし店頭で聞いてみて、よほど気になるような場合は、密閉型の製品を選ぶにも一つの選択肢かと思います。

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