出先に置いてあるノートパソコンで仕事をする必要があったのですが、そのパソコンにはMS-WORD程度しかインストールされていません。
しかし、何とかしてexcelのシートを編集しなければいけなかったので、openofficeをインストールして使ってみることにしました。このソフトは無料で入手できて自由に利用できるほか、MS-Officeとの高い互換性があるということが売りになっています。実際にOpenOfficeの公式サイトへ行くと、特に個人情報を入力する必要も無く簡単にソフトウエアをダウンロードすることができました。
JAVAが付いているバージョンとJAVAが付いていないバージョンで若干ファイルのサイズが違いますが、だいたい100MB程度の容量があります。ダイヤルアップで接続していたときには、とてもこんな容量のファイルをダウンロードすることはできませんでしたが、常時接続のブロードバンド環境が当たり前になったので、こんなに大きなファイルでも素早くダウンロードができるようになりました。便利になったものです。
ダウンロードしたファイルをインストールするプロセスに移ります。まずは圧縮されたファイルが展開されてそれからインストールという流れです。
インストールが始まると、名前や所属などの情報を聞いてきました。文書などを編集したときの編集履歴にこの情報を使うようです。そのあとはオンライン登録するか否かを聞いてきました。普通の市販ソフトとここまでのインストーラーの流れは遜色ありません。このまま市販ソフトとしてしまっても、問題ないぐらいのできばえです。
そのあとは、関連付けの設定があります。すでに関連付けされているファイル識別子に付いて、今までの関連付けをそのまま使うかOpenOfficeに切り替えるかという感じで聞いてきます。商用ソフトの中にはこんなことを聞かずに勝手に関連付けを変えてしまうソフトもあるので、なかなか親切だなというのが印象です。
そして今回編集したいEXCELの表を開いてみました。網掛けや線の太さなどを含めて、見た感じはEXCELとまったく大きな違いは見つかりませんでした。また、編集についても特にとまどうこともなく、簡単に編集ができます。今回編集した表は非常にシンプルな表だったのでなんら操作性に関する違和感は感じませんでした。オープンソースの完成度がここまで上がっているということには驚くばかりであるとともに、マイクロソフトがオープンソースに対して強い機器意識を持っているのも、その理由がよく判りました。
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