今日の日経新聞朝刊一面のトップ記事は薄型テレビ安くなったことに関する記事でした。
1インチ5000円をタイトルに使っています。既に海外メーカー製のテレビについては1インチ4000円以下の製品が以前からありました。
例えば32インチで10万円弱という製品です。しかし、国内大手メーカーの製品では20万円程度の値段だったので、あえて今までは1インチ5000円とは言っていなかったのでしょう。
なお新聞記事には注釈があって、実勢価格というのは単なる量販店の販売価格ではなく、ポイント還元分を差し引いて計算をしているそうです。確かにポイント分はあとあとは現金同様に使用することができるので、実勢価格としてはこちらの考え方で計算した方が私たちの感覚にあっているのでしょう。
1インチ1万円を切ったのは2004年の年末商戦だったと記事には書かれていますので、僅か1年半の間で薄型大画面テレビの価格が半額になったことになります。今までの家電製品の中で、ここまで過激に値段が下がった商品は珍しいのではないでしょうか。
液晶テレビでもっとも売れているのはシャープのアクオス、またソニーのBRAVIAについても32インチ型の商品は15万円前後まで値段が下がったと書かれています。
シャープのアクオスをアマゾンで値段確認してみると15万円台でした。また最大10%還元も実施しています。確かに日経新聞の記事の通りです。
一方で同じアマゾンで、32インチのバイデザイン社製のテレビであれば11万円弱で売られています。
アマゾンの価格を見る限りは、SONYのブラビアは値段がアクオスよりも若干高くて、売り上げランキングも下回っていました。SHARPは液晶の技術を売りにして、液晶そのものの調達も国内の自社工場か海外の提携工場で生産をしていますので、必要な液晶パネルを低価格で準備するのには有利なのかもしれません。
一方のプラズマテレビではパナソニックのビエラが37インチが約19万円で1インチ5000円に近づいていると記事に書かれています。37インチの国内メーカー品が20万円を割っているというのは非常にお買い得感が高いのではないでしょうか。こちらはアマゾンでは記事の価格よりは高めの設定でした。
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