Yahoo!ニュースを見ていると、東京は10分働けばビックマック1個、世界70都市でトップという記事がありました。何がトップなのかと思い、記事をよく読んでみると、各都市で値段差が少ないビックマックの値段を指標にして、その都市では何分働けばビックマックが一つ買えるのかということを調べた調査だそうです。
指標が身近な物なので何となく親しみがあります。そして、東京は10分働けばビックマックが1個購入できるということで、世界70都市の中でその時間が最も短くて済むそうです。
この原因の一つにはビックマック1個あたりの値段が世界各都市に比べて安いことも一つの理由としてあるのだと思います。記事を見ると、1995年以降、280円と値段が変わっていないそうです。
確かに昔はビックマックはかなりの高級品というイメージがあって、マクドナルドに行ってもあまり買う機会は無かったような気がします。自分自身が学生の頃は金欠病で購入できなかったということもあるのだと思いますが、マクドナルドの商品自体、全体的に値段がずいぶん下がったような気がします。
今で言うと、モスバーガーくらいの値段感覚だった印象があります。
70都市の平均は35分ということなので、東京は1/3以下の労働時間でビックマックが購入できることになります。豊かさの指標としてこの調査を実施しているようですが、果たして、ビックマックが短い労働時間で購入できることは豊かなことなのかどうか、ちょっと考えさせられる記事でもありました。
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