google sitemapは検索会社大手のグーグルが提供しているサービスの一つで、所定の形式のサイトマップをサイトのルートディレクトリにアップロードしておくことで、このサイトマップに登録されている各ページをどんどんインデックスしていってくれるツールです。
そもそも、グーグルのインデックスを構築するためのロボットは、リンクを次々に検索して必要なページをインデックスしていく仕組みになっていますが、中にはグーグルのロボットが追い切れないリンクがあったりして、いつまでたってもページがグーグルのインデックスに登録されない場合があります。こんなとき、グーグルにサイトマップを提出しておくことによって、できるだけたくさんのページをインデックスに登録することができるようになります。
これは、サイトを運営している人から見れば、今までは登録されていなかったページにもグーグルの検索で来てくれる訪問者が増えるという効果があるので、この効果は大きいと思います。またグーグルにとっても、他の検索エンジンよりも同じキーワードに対して検索結果を多く表示できるようになって、検索エンジンとしてグーグルを選ぶ人がより多くなる可能性があるというメリットがあります。
このグーグルサイトマップは規定のフォーマットに従ってサイトマップを作成し、ルートディレクトリにそのサイトマップをアップロードしておきます。そしてグーグルサイトマップの管理画面でこのサイトマップの所在を知らせることによって、やがて、サイトマップがダウンロードされます。
また、自分がサイトの所有者であることを規定の方法に従って証明することで、そのサイトに対する種々の情報が得られるようになります。例えば、どんなキーワードがグーグルの検索結果で何位になっているかといった情報で、サイトを運営している人から見れば、実に有益な情報です。
今までは所有者を証明するための方法としては、規定のファイル名のhtmlファイルをル-トディレクトリにアップロードする方法しかありませんでした。この方法でも通常の場合は大丈夫のようですが、私が使用しているレンタルサーバー、「さくらインターネット」で、404の場合に他のページへ転送するという.htaccessファイルをアップロードしていると、この所有者の確認でNGになってしまっていました。
この場合は仕方がないので、.htaccessファイルをリネームして無効にすることで、その間に所有者の確認を実施し、そしてグーグルサイトマップで確認が完了したら、.htaccessファイルをまた元の名前に直すという運用をしていました。
しかし、一定期間ごとにグーグルではこの確認を実施しているようで、いつかまたログインすると、確認がNGになってしまっていることがあります。こうなると、また同じ手順を繰り返して確認OKの状態にします。これを何度もやっているとさすがに嫌になってきているところでした。
そんなグーグルサイトマップで機能追加があって、トップページのhtmlの中に指定されたmetaタグを入れておく方法が追加されました。
こちらならば、もう.htaccessファイルと格闘する必要はありません。実に簡単にグーグル側に確認して貰うことができるようになりました。今回の機能追加は私にとってはとても嬉しかったです。また、グーグルサイトマップで表示される管理情報もドンドンと精度が上がってきているような感じがします。
グーグルには他にアクセス解析ソフトもあって、何だか機能的に重複している領域もありそうな気がしますが、ぜひ今後も色々な機能追加をしていって欲しいところです。
コメント
日の丸検索エンジン開発
Googleに対抗して「日の丸検索エンジン」官民で開発するらしいです。
政治家やあらゆる事件に日本のITは散々弱い事を暴露しまくっているのに
何を考えてい…