吉祥寺ハモニカ横丁の餃子屋さん みんみん

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吉祥寺駅

ナムコのナンジャタウンへ行ったあと、吉祥寺で降りてどこかのお店でご飯を食べて帰ろうという話しになりました。北口で降りたあと、ハモニカ横町を突き抜けようとしていたときに見つけたお店が、餃子のお店、「みんみん」です。

このハモニカ横丁、まるで戦後の混乱期を思わせるような場所です。吉祥寺という人気の街でこれだけのエリアがいまだに残っていることには驚かされるばかりです。このエリアは戦前は普通に建物があったのですが、1944年に本土への空襲が危惧された時期に延焼することを防ぐために建物疎開が行われました。しかし、空襲での被害はこの地域にはなく、空き地に闇市が立ち始めました。この闇市のあとの路地沿いに小さな店がひしめき合うようになり、ハーモニカの吹き口にも似ていることから昭和37年頃に評論家の亀井勝一郎氏が「ハーモニカ横丁」と命名しその名が広まったとこちらで紹介されていました。

6:昭和30・40年代の街並みと風景 ~ 吉祥寺 | このまちアーカイブス | 不動産購入・不動産売却なら三井住友トラスト不動産
吉祥寺・武蔵野市内の昭和30・40年代の街並みと現在を比較すると、ビルの建設や道の拡幅、鉄道の高架化など大きな変化がみられる一方、昔からの面影を残すエリアや、歴史を引き継ぐ老舗も見られる。

この「みんみん」というお店はさほど大きくはありませんが、ハモニカ横丁を歩いていると結構目立つのですぐにわかるのではないかと思います。

池袋のナムコナンジャタウンといえば餃子の専門店街「来らっせ」があります。しかし、ここの餃子はどこも大行列でしかも値段が高かったので食べませんでした。

とはいってもここでは宇都宮餃子の代名詞として「みんみん」ということはしっかりと頭の中にインプットされていたので、きっと「みんみん」と言えば宇都宮餃子のみんみんだとうということになり、そのまま店内に入りました。(実際は宇都宮の餃子専門店みんみんとはまったく違うお店のようです・・UMA SOUL – 小腹が空いたらハモニカ横丁(みんみん)

店頭でも餃子持ち帰り用の販売コーナーを持っているので、餃子の販売には力を入れていることが判ります。

店内はそんなに広くなく、カウンター席と4人がけのテーブル席が3つです。入り口から見るとテーブル席は2つしか無いように見えますが、実は一番奥にテーブル席が1つ隠れています。

この隠れていたテーブル席に通されました。餃子ライス(630円)、ワンタンメン、単品の餃子(370円)、アサリチャーハンを頼みます。今日は歩き回っていたので、コップに入れて貰った冷水をすぐに飲み干してしまうのですが、そうするとすぐに気がついてくれて、冷水をまた注いでくれるのがとても嬉しいサービスです。


そんなに待つことなく、炒飯、ワンタンメン、餃子の順番で出てきました。楽しみにしていた餃子ですが、ちょっと大きめの餃子で、皮がモチモチッとしています。また、皮が普通の餃子に比べると厚いような気がします。この厚さがモチモチとした食感を出す一つの要因かもしれません。こんなに、もちもちした食感の餃子を食べるのはとても久しぶりのような気がします。

子どもが頼んだアサリチャーハンも食べさせて貰いましたが、アサリっぽさをあまり感じさせず、おいしい炒飯でした。ところどころにアサリが入っていて、アサリが味のメインになっているというわけではなく、あくまでもアクセントになっているような感じです。

家に帰ってから、このお店のことを色々と調べてみました。検索をすると、やはりこのお店のことはたくさんヒットします。色々とお店のことを確認していくと、宇都宮のみんみんとは全く無関係であると紹介されているブログがありました。私は宇都宮のミンミンの餃子は食べたことがないのですが、どちらかというともっと餃子が小さく一口大になっていて、皮もこんなに厚くないそうです。木曜日が定休日で、そのほかの日は11時から21時頃までお店はあいているようです。

また吉祥寺に行く機会があったらぜひ寄りたいお店です。

(2007/08/13追記)

今度は餃子のメッカ、宇都宮へ行ってきました。こちらでは色々なお店の餃子を食べましたが、みんみんの餃子も食べてみました。やはり、吉祥寺のみんみんとは食感が違うような感じがします。どちらも美味しい餃子なので、そんない食べ比べ自体、する必要が無いとは思います。しばらく、吉祥寺の「みんみん」に行っていないので、そろそろまた行きたいと思います。

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