携帯電話の暗証番号とクレジットカードなどの暗証番号は別物に!

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携帯電話

 鞄ごとひったくりにあったあと、1時間ほどで暗証番号を見破られて、カードからお金がおろされてしまっていたという事件が増えているそうです。

 どうしてカードの暗証番号が見破られてしまうのかというと、一緒に携帯電話が盗まれた場合、この携帯電話の暗証番号は比較的すぐに見破られてしまうのだそうです。

 そして携帯電話の番号と各種カードの暗証番号は同じものを使用している人が多いため、カード類の暗証番号まで見破られてしまうそうです。テレビで見ていると、この携帯電話から暗証番号から読み取る装置が市販されており、実際に番組ではこの装置を入手して実験をしていました。

 この装置はどうも単純な仕組みのようで、専用の装置では0000から9999通りの番号の総当たり戦をしているようです。携帯電話からのOK、NGの返事もすぐに送り返されているようで、どんどん数字がカウントアップされていきました。


 そして、携帯電話の暗証番号と装置の施行している番号が合った時点で、数字のカウントアップがストップされて、装置に表示されている数字が携帯電話の暗証番号ということになります。

 テレビではこの暗証番号解読装置を作っている会社にも電話をかけていましたが、そこの人は、この機械がどんな用途に使用されているかは買った人のモラルの問題で、会社では関知しないという立場を貫いていました。

 暗証番号解読器の方がこのような立場をとっている以上、各携帯電話会社での対策が必須だと思います。例えば、暗証番号を試したときにOKだったかNGだっかを返すタイミングを遅らせるだけでも、全数トライしようとしている今回の仕組みでは著しく暗証番号の解読に時間がかかるようになって、このような用途に使用するのは時間的に困難になるはずです。

 時間がかかれば、それだけ、被害者がクレジットカード会社などにカードの使用を中止する依頼を出すのにかけられる時間が増えることになるので、被害者が減るのではないかと思います。

 盗まれたクレジットカードで盗難にあった場合には、当然、カード会社に保証してもらえるものと思うのですが、携帯電話の暗証番号が盗まれた時点で暗証番号の管理に問題があったとみなされて、いくらの保証になるのかはケースバイケースになることもあるようです。

 そこで、私たちが注意しなければいけないことは、携帯電話の暗証番号とクレジットカードやキャッシュカードなどの暗証番号は同じにしないことが大切だと番組では強調していました。

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