東京で大停電

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東西線

 今日は会社に行くために近くの駅に行ってみると何だか様子が違います。いつもだったら、そろそろ地下鉄東西線が来る時刻なのに、何だかさっきから止まっていた東西線の車両が車庫の方へ行ってしまいました。

 これは何かあったかな?とそのまま様子を見ていると、突然の構内アナウンスで、都内一部地域で停電のために地下鉄東西線は運転見合わせというアナウンスでした。

 これは仕方が無いということで、ほぼ東西線と平行して走る総武中央線の電車が来るホームで電車を待ちます。電車は幾分か遅れて到着しましたが、なかなか出発してくれません。

 車内アナウンスを待っていると、中野駅で東西線の電車がつかえてしまっているために、三鷹から中野駅までの各駅で電車が止まってしまっているそうです。急いでいる人は中央線の電車に乗るようにという指示でした。


 せっかく総武中央線で座ったのに中央線に乗り換えるのも面倒くさいと思いつつ、そのまま待ち続けると、しびれをきらしたお客さんはドンドンと中央線に乗り換えていってしまって、ずいぶん、電車の中が空いてしまいました。

 私の方は今日は30分くらい早めに家を出たこともあって、そのまま電車の中で待ってみました。やがて、隣の駅まで運転して、その駅でまた5分程度停車です。

 こんなことを繰り返すうちに中野に着いた頃には23分遅れで、ここからは順調に電車は走ってくれました。中野駅で見てみると、高円寺方面から来た電車がいつも止まるホームは東西線の電車が塞いでいます。今回は臨時に2番線のホームを使用していました。

 そのまま、有楽町などに乗り換えながら会社に向かいましたが、振替乗車だと言い定期券を見せながら改札を通ると、駅員さんはスイスイと通してくれます。色々なお客さんから詰め寄られたりして、駅員さんはこんなときは本当に大変そうです。

 結局会社にはいつもと同じくらいには着くことができました。特に打ち合わせがあったりしたわけでもないのですが、早く家を出ておいて良かったです。

 それにしても、クレーン線が高圧電線にクレーンを引っ掛けたことで、こんなに大規模な停電になってしまうというのは本当に驚いてしまいます。今回は電気を送る経路を切り替えたことで、午前中には停電は復旧したようですが、大都市が意外と脆弱なことを思い知らされました。

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