最近は株価がふるわない楽天ですが品川へ移転する計画を進めていることが最近では話題になっています。いままでは六本木ヒルズに会社があることがネット企業の一つのステータスでしたが、今年の1月にライブドア事件が明るみに出てからというものは徐々に六本木ヒルズのステータスも下がってきているような感じはします。
今日の日経朝刊によれば、SNSのmixiなどはサイトへのアクセス件数が急増していて既に楽天市場を超えてしまっているにもかかわらず、楽天市場へのアクセス件数は頭打ちであり、金融系グループ会社が利益を伸ばしているものの仮想商店街の本業の方で利益を増やす道がだんだん閉ざされてきていると株主が感じ始めていることが株価低迷の原因と分析していました。
確かに最近の楽天市場を見ていると店舗数は増えているようなのですが、もう店舗の数が増えすぎていて、気ままに商品を見て回るような用途には向かなくなってきてしまっているような感じもします。
商品の種類ごとに専門市場を作っているのは楽天市場の努力だと思いますが、その専門市場の数もかなりの数になっていて、個々の専門市場がタイムリーに内容更新されているような感じもありません。
ALL ABOUT JAPANのように専門市場ごとにライターを募って、専門市場ごとのコンテンツをもっと充実していくと良いのではないかという気もします。
相変わらず、購入する商品がきまっていれば、複数の店舗を串刺しに検索して、商品の値段や特長を比較することができて便利ですが、価格が送料込みであったり送料別であったり、内税であったり外税であったり簡単には価格の比較ができないところも不便な点です。
商品単位に購入者がレビューを記入する仕組みができて、商品購入時の参考にはなるのですが、そこに記入されているレビューの内容が本当か否かを客観的に判断する仕組みがありません。AMAZONであれば、「このレビューは参考になりましたか」に対して、はい、いいえを選択することによって、レビューの内容に信憑性があるか否かを判断できるようになっているのですが、これに準じた仕組みが楽天市場にも必要だと思います。
色々と改善のポイントはありそうですが、楽天市場はとてもよく使用しているので、ぜひ頑張って欲しいところです。
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