内部リンクを減らしたらアクセス件数が上がった?

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アクセス解析

このサイトでは各エントリー全部に対して内部リンクを数多く生成するようにテンプレートをカスタマイズしていました。この中で影響が大きかったと思われるのは下記の3つのリンクです。

(1) 最近のエントリーを20個
(2) 各エントリーが所属するカテゴリーの前後10個のエントリーに対するリンク
(3) 各カテゴリーからランダムにピックアップしたエントリーを10個

あるとき、SEOに関する情報が書いてあるサイトを読んでいると、過剰な内部リンクは検索エンジンによってはペナルティになることがあるという情報がありました。

通常のナビゲーション程度であれば内部リンクも評価してもらえると思うのですが、過剰な内部リンクはページの評価を上げるためにわざとサイトのオーナーが実施しているのではないかと検索エンジン側ににらまれてしまうようです。


これを受けて、(1)の最近のエントリーについてはそのまま残したものの、(2)と(3)については、全てを一括して削除してみました。

MovableTypeのようなコンテンツ管理システムを使っていると、テンプレートを修正してから再構築をするだけで、全頁の内容を一括して更新することができるので、非常に便利なところが良いです。これがもしも普通のホームページだったら、1ページずつ開いて修正することになり気が遠くなる作業になっているところでした。この内部リンクの数を減らした作業を実施したのが2週間ほど前のことです。

そして、最近になってからアクセス件数が増えてきました。1.5倍程度にはなっているようです。やはり内部リンクを減らしたためでしょうか。

グーグルでページキャッシュを確認してみると、既に内部リンクを削除したあとのページがキャッシュされています。従って、検索エンジンには内部リンクが無くなった状態で各ページの評価をしてもらっているような気がします。やはり、過剰な内部リンクがSPAMとみなされていた可能性が高いように思います。

ある時期までは、さらに2倍程度のアクセス件数が続いていた時期もありました。なぜか、特にサイトの内容をいじったわけでもないのですが、いつの日にかアクセス件数が急激に下がってきてしまいました。ぜひ元の状態に戻るよう、これからも試行錯誤を行っていきたいと思います。

(2006/12/30追記)

この内部リンクを減らす方法として、本当に上記のように内部リンク自体をなくしてしまう方法もあるのですが、それ以外に良い方法があることを思いつきました。リンクタグの中に、rel=nofollowという呪文を入れる方法です。これで効果があることを実際に実験してみて判りましたので記事を追加しています。この記事は別にエントリーを追加しましたのでリンクを掲載しておきます。

アクセスアップの対策発見

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