三谷幸喜監督の映画「みんなのいえ」を鑑賞

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 今日は「みんなのいえ」という映画を見ました。2001年6月9日に公開された作品です。

 土地を買って家を建てる若い夫婦(ココリコの田中直樹さんと八木亜希子さん)が、モダンな家にしたいと思っているインテリアデザイナーと和室にこだわっている奥さんのお父さんの棟梁に家造りをお願いするところから話しは始まります。

 このデザイナー(唐沢寿明さん)と棟梁(田中邦衛さん)は色々なところでぶつかり合います。玄関の扉を内開きにするのか外開きにするのか。玄関ドアといえば外開きしか見たことは確かにないのですが、内開きというのもあるのですね。

 調べてみると欧米の家では内開きが一般的だそうです。家に来てくれた人を迎え入れるという意味があるのですね。日本では玄関で靴を脱ぐため、玄関にある程度のスペースが無いと内開きにしたドアが脱いだ靴にぶつかってしまいます。そこで外開きの扉が一般的になったようです。ちょっと勉強になりました。

 他にもデザイナーが設計した和室よりも棟梁の判断で和室を広くしてしまったり、壁に塗るペンキの色をもっと暗い色にしたいと言っているのに明るめの色で塗ってしまったり、溝はドンドン広がっていってしまいます。このままデザイナーと棟梁は分かり合えないままで映画は終わると思ったら、竹割りというタイルをきっかけに棟梁の方からデザイナーに歩み寄りました。そんなところから映画はエンディングに向けてストーリーが進んでいきます。

 途中、ちょっと飽きてしまった場面もありましたが、中盤から終わりにかけては、映画の展開も意外な感じでおもしろかったです。

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