今日、子どもと一緒に六本木に行った帰りにたまたま通りかかったラーメン屋の幸楽苑でランチです。ここのラーメンはとにかく安いです。普通のラーメンが税抜き290円、税込みでも304円です。とても薄いですがチャーシューもしっかりのっていますし、メンマや海苔ものっています。麺も幸楽苑オリジナルの多加水麺、普通においしく食べることができます。
幸楽苑の300円ラーメンの不思議
こんなラーメンがどうして300円程度で提供できるのかがとっても不思議です。前回、幸楽苑にいったときには中華そばは400円弱だったような気がします。そして季節限定のラーメンとして300円弱のラーメンを同時に売っていたというメニュー構成だったと思いました。
今日行って驚いたのは定番メニューの中華そばそのものの値段まで下げてしまったのですね。これは凄い企業努力だと思いました。他にもっと安いラーメンのチェーン店としては「びっくりラーメン」というところもありますが、何しろ店舗の数が少ないので行く機会はほとんどありません。
幸楽苑の子ども用メニュー
また、幸楽苑には子ども用のメニューもあります。駅前の店舗などでは扱っていないところもあるようですが、郊外の大きな店舗だと扱っている場合が多いようです。
この子ども向けメニューの値段がこれまた安いです。今日子どもが食べたのはラーメン、おにぎり、シューアイス、オレンジジュース、おもちゃのセットで300円弱でした。このおもちゃは、また子供心をくすぐっていて、コインを渡されます。このコインでレジの近くにあるガチャガチャの機械でおもちゃを取り出すことができます。子どもは大喜びです。家族を常連客にしたい場合には子どもを引きつけるのが最大の戦略ですが、うまいところを狙っていると思います。
そんな幸楽苑ですが、今日私は中華そばの他にW餃子とライスのセットをお願いしました。これでプラス300円となります。以前は幸楽苑の餃子はあんまり好きではなかったのですが、最近になって味が良くなったような気がします。何か変わったのでしょうか。
結局、私が注文した分だけであわせて600円程度、だいたいこのお店の客単価はこのくらいなのではないでしょうか。客単価が500円を上回れば何とかやっていけそうな気がします。この辺のセットメニューを注文して貰うのが幸楽苑の戦略なのでしょう。幸楽苑にはこれからも頑張っていってほしいです。
【2020/08/04追記】
全体的に値上げ
この記事を書いてから14年が経過しますが、幸楽苑のメニュー体系も随分変更になりました。現在は中華そばの販売価格は440円となっています。これでもまだ値段は安いと思いますが、300円の頃と比較するとかなりの値上げです。740円の中華そばプレミアムと言った高価格帯の商品も投入して客単価を上げる方向にメニューが改訂されているように見えます。
【2022/08/31追記】
幸楽苑が中華そばなどを値上げ
幸楽苑ホールディングスでは一部商品のブラッシュアップを10月と12月に実施します。それに先立ち、9月1日にグランドメニューの価格改定が行われます。
中華そばや塩ラーメン、味噌ラーメンは今まで440円でしたが490円となります。塩ネギらーめんは550円が600円となります。
その他の餃子なども含めて全体的に大きな値上げです。原材料費や人件費の高騰を考えると致し方ないことだと思いますが、幸楽苑に行ける頻度は減ってしまうかもしれません。
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