ブルーレイディスクのDVDレコーダー発表!

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SONY ブルーレイ BDZ-T70

 SONYではブルーレイディスクの基幹部品の生産があまりうまくいっていないため、プレイステーション3の欧州販売時期を遅らせるという報道があったばかりですが、意外にも早く、松下電器からブルーレイディスクを採用したDVDレコーダー、DIGAを発売するという発表がありました。既に東芝ではHD-DVD方式のDVDレコーダーを先行して発売しています。

 しかし、この東芝のDVDプレーヤは売値でも34万円程度してしまう超高級品です。ちょっと庶民が手を出せる価格ではありません。


 松下電器のDIGAも高級品ですが、東芝のHD-DVDプレーヤーを下回る30万円前後の値段で発売することを考えているようです。

 当然、ブルーレイディスク陣営ではSONYが最初にDVDレコーダーの発表をするのではないかと思っていたのですが、松下電器が先に発売を発表するというのは意外な展開でした。しかし、SONYも年内にはブルーレイディスクを搭載したDVDレコーダーを販売開始する目標で頑張っているようです。

 HD-DVD陣営は先行販売をしましたが、まだ消費者は様子見をしているような感じがします。やはりブルーレイディスクはプレイステーション3の売れ行きにかかっているところがあるので、その消費者の反応が気になるところです。

 将来的には現在のDVD-Rなどのように、HD-DVDとブルーレイディスクが両方とも再生、録画できるレコーダーが発売されるはずです。これの値段が下がったときが、消費者も安心して購入できる本当の普及期に入るのではないでしょうか。これが来年なのか再来年なのか、いつぐらいの時期になるのかが最も興味深いところです。

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