NTT東日本のひかり電話ですが、この連休明けから大変なことになっています。今日も朝の9時4分から16時53分まで、ずっと発信規制が行われていました。
システムが不安定になってしまったようです。NTT東日本では全力をあげて原因を究明しているということですが、まだ本質的な原因については発表されていません。
暫定措置として、不安定になった通話制御用のサーバーから別のサーバーへ一部のユーザーを収容替えをする措置を進めているようです。明日の22日も通話料規制を実施する可能性は否定できないそうです。
私の家の電話もひかり電話なのですが、やはり電話をしようとすると、発信規制にひっかかってしまって、なかなか通話できなかったそうです。また、今回の混乱の一件と関係があるのか否かは判りませんが、同じ人から間違い電話が続け様に3回もかかってきたこともあったそうです。
21日の発信規制では、ひかり電話同士の通話は制限をしていません。ひかり電話と固定電話または携帯電話とのあいだの通話量を約50%に制限しています。その後、15時現在で規制率は25%に、そして17時過ぎには発信規制を解除しています。
ひかり電話に切り替えた家庭は、もう従来の固定電話の契約は打ち切ってしまっていることがほとんどなので、ひかり電話で通話ができなくなってしまうと固定電話で電話をかける代替手段が無くなってしまいます。
また、着信で不具合があると、電話を受けることもできなくなってしまいます。以前はIP電話は固定電話と並行して使用するイメージだったので、もしも調子が悪くなっても大きな問題は発生しなかったのですが、今のひかり電話は重要なインフラとなっています。このインフラが3日間も連続して規制せざるを得ない状況になるというのは大変な問題だと思います。NTT東日本でも、副社長を筆頭とした対策本部が立ち上がっているようですが、早く本質的な原因を究明して、本格的な対処を実施して欲しいと思います。
しかし、この三連休があけた段階からすぐに不安定になってしまったというのはどうも気になります。この三連休期間中に何かシステムの増強や設定変更をNTT東日本では実施したのでしょうか・・・。
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