グーグルからまた新しいサービスが提供されました。その名もGoogle Code Searchです。以前の情報ではLinuxのソースコードを検索できるという記事を見た記憶があるのですが、Linuxのソースコードに限らず、ネット上で公開されている色々なソースコードが検索の対象になっているようです。
【ハウツー】これは便利! ソースをググれ – "Google Code Search" (1) Google、またも強烈な新サービス (MYCOMジャーナル)
インターネット上にあるソースコードを正規表現や絞り込み検索で直接検索をかけることができるといいます。これからプログラムを作るときにアルゴリズムを参考にしたいときなど、便利に使うことができるのではないでしょうか。
さっそく使ってみました。日本語のグーグルサイトに行ってもCODE SEARCHはないので、表示設定で英語を指定します。検索ボックスの上でmore>>をクリックして、さらにLabsをクリックします。するとその中の一番上にGoogle Code Searchがあります。
まずは検索ボックスの中に「コメント」というキーワードを入れて検索してみました。すると日本語のコメントがたくさん出てきました。
英語版の検索しか公開されていませんが、検索対象としては日本で公開されているソースコードも対象になっているようです。ソースコード中にどんなコメントを埋めているのかを見たかったのですが、コメント本文というよりは、コメントという文字列を含むメッセージを出力するロジックなどが出てきました。
確かにソースコード中に入れるコメントに「コメント」というキーワードを入れるわけないので、検索するときのキーワードがおかしかったのでしょう。
今度は「代入」というキーワードで検索をかけてみました。今度は色々なコメントが出てきました。どんなコメントをソースコード中に埋めているのか、色々な流儀があることがわかります。丁寧にコメントを書いている場合もあれば簡単なコメントもあり、こんなコメントを書くものなのだなと参考になりました。
また、検索ボックスの横にADVANCED CODE SEARCHというリンクがあります。ここをクリックすると、プログラム言語やそのソースコードのライセンス形態など、更なる絞り込みをかけることができます。なぜ、どのソースコードがどのプログラム言語なのかということをグーグルが判っているのか、不思議な感じがあります。人間が関係づけをしているわけはないので、何らかの仕組みがあるのでしょうか。
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