Gmailは最近になってから日本語版も登場して私自身も本格的に使うようになりました。
本格的にとは言っても、プロバイダ側で転送設定をして、プロバイダ側でメールを受信した時点でGmailへもメールが転送されるようになっています。
もしも自分のパソコンが壊れたとしても、Gmailへ転送しておいたメールはそのまま残るためバックアップとして機能することを期待しています。まだ始めてから1ヶ月程度なのですが、既にGmailの方のディスク容量は1%ほど使ってしまいました。
Gmailではメールを検索して抽出するといったことが簡単にできるので、とっておく必要がないメールのうち、たくさん貯まっていそうなものを昨日、削除しました。
あまり神経質に削除し始めると大変な作業になりますが、この辺のタイトルのメールは多そうだなと思って検索し削除するだけならば非常に簡単な作業になります。
Gmailは1GBのディスクスペースでスタートしましたが今年中には3GBになりそうなので、メールのバックアップ用途だけに使っているのも非常にもったいない話しです。そんなとき、下記のコラムを読んでGmailをネットワークドライブとして使ってみることにしました。
【コラム】クリエイターのためのライフハック 第16回 Gmail 再入門(3) – ファイル管理もGmailで (MYCOMジャーナル)
Gmailドライブは下記のサイトで配布されています。
さっそく、上記のサイトからプログラムをダウンロードしました。ZIP形式で圧縮されています。これを解凍するとセットアッププログラムが出てきたので、これをクリックすると無事にインストールが始まりました。インストールが終わると、英語のHELP画面が出てきます。
これを閉じて、スタートボタンを押してみたのですが、どうもインストールしたはずのプログラムが見あたりません。どこに行ってしまったのだろうと、今度はさきほど紹介したコラムをもう一度読み直してみると、別にこのプログラムを単独で使用するわけではないことが判りました。
ファイルエクスプローラーの中に結合されるのですね。ファイルエクスプローラーを起動してみると、確かにマイコンピューターの中に「Gmail Drive」というフォルダができていました。このフォルダをクリックして指定すると、Gmailへログインするときのメールアドレスとパスワードを聞いてきます。
これを指定して、今後のログインを簡単にするためにオートログインも有効にしてみました。オートログインを有効にするか否かは保存するファイルの機密性やアクセスするパソコンを他の人と共有するか否かによって考慮した方が良いでしょう。
これでGmail Driveは普通のネットワークドライブと同じように使用することができます。唯一、ドライブレターが付かない点だけがちょっと惜しいかなという感じです。
3MBの音楽ファイルをGmail Driveへコピーしてしみました。やはり普通のネットワークドライブと比べるとコピーに時間がかかります。3MBのファイル転送のためにだいたい、40~50秒の時間がかかりました。
Gmail Driveの中にあるファイルは普通のフォルダのあるファイルと全く同じようにプログラムとの関連づけなども全て有効になっています。従ってクリックすれば関連づけされたプログラムが自動的に立ち上がります。ただ一つ違いがあります。ネットワークドライブ上から直接再生されるわけではなく、一旦、自分のローカルパソコンのテンポラリー領域に自動的にコピーされてそのコピーされたファイルから再生されるようになっています。
従って、再生が始まるまでには40~50秒待ってからということになります。あまり、音楽ファイルを入れるような用途には適していないということでしょう。オフィスプログラムで編集中のファイルを入れて、色々な場所で作業を続行できるようにするといった用途で使用するのが良いのでしょう。これから積極的に活用していこうと思います。
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