江戸時代から現在にかけて、東京は大きな変貌を遂げてきました。江戸時代の痕跡を確認できる場所は今ではかなり少なくなってきています。そんな中、Google Earthで江戸の大絵図が見られるようになったというニュースを見て、グーグルアースを最新版にアップデートしてみました。しかし、どうやって大絵図が見ることができるのか判りませんでした。
hatenaブックマークを見ていると、その謎が解明しました。オプションから言語をEnglishにしないとメニューが現れないそうです。
言語をEnglishにして、Google Earthを再起動してみると、確かに左下のLayersに選択肢が増えました。この中でRumsey Histrical Mapsを選び、さらにTOKYO 1680というところのチェックボックスをONにすることで東京の都心部に大絵図が登場します。
グーグルアースは最初は二次元でしか表現されましたが、建物や山などが鳥瞰図のように3次元で見られるようになり、ついに時代のレイヤーを重ねることによって時間軸方向の広がりを持つことができました。
これは4次元になったと言い換えることができます。これだけ壮大な構想をどんどん実現していくGOOGLEという会社は物凄い会社だと思います。
Google江戸大絵図 – Engadget Japanese
この江戸の大絵図ですが、画像データが大きいのでしょうか。どんどん拡大していくと、暫くの間はボヤッとしたままになっています。そして時間がたつと徐々に鮮明な画像に置き換えられていきます。
この大絵図、そんなに広範囲をカバーしているわけではなく、山手線の内側、西は新宿駅の東口付近程度までのデータしかないようです。
新宿駅の付近を見ると、もうかなりの田舎だったのでしょうか。そんなに家が密集して建っている感じがありません。山手線の外側になってしまうと、もう田畑ばかりだったのでしょうか。なんか、この地図と現在の地図を見比べていると、歴史の勉強になってしまいそうです。
時代は進歩したものだとつくづく感じてしまうものでした。
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