DVDレコーダー価格勝負(パイオニアのスグレコとPrive)

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 最近のDVDレコーダーの価格を見ていると、何だか二極化してきているような感じがします。一つはアナログの地上放送を受信できるチューナーを搭載した非常に安価な機種、そしてもう一つはデジタルチューナーを搭載した高価な機種です。その上には次世代DVDを搭載した最上位機種というのもありますが、ちょっと値段が現実的では無いので、あえて二極化と呼びたいと思います。

 値段が安い部類のDVDレコーダーを見ていくと、パイオニアが特に頑張っているように見えます。パイオニアの激安商品の中では主に2つの商品系列があります。一つはスグレコシリーズ、そしてもう一つはより機能をシンプルにしたPriveシリーズです。まず、スグレコシリーズから見ていくと、こちらの商品は安いとはいえ、他の会社のDVDレコーダーには無い、特別な機能が付いていたりします。

 その機能の代表格がハードディスクの増設が可能な点です。増設用HDDを専用ケーブルでつなぐだけのかんたん接続で、。また、増設用HDDは何台でも増やす(繋ぎ換える)ことができるため、必要に応じて録画時間を増やすことができます。内蔵HDDと増設HDD間でのダビングや、増設HDDへの直接予約録画、追いかけ再生も可能となっているので、内蔵ハードディスクの容量が足りないと思っても十分に延命できるかと思います。このような柔軟な発想の製品は他の会社でもぜひドンドン発売していって欲しいところです。こんな機能が付いていても値段はアマゾンで3万3千円台と安めの価格設定です。


 Priveシリーズはコンパクトでとにかく価格が安いのが魅力の機種です。160GBものハードディスクを内蔵していながら値段は3万円弱です。ハードディスクだけでも1万円くらいしそうなものなのにメーカーとして利益が出ているのか否かちょっと不安になる感じの価格設定ではあります。

 価格は安いですが機能はきちんと充実していて、例えば入力したキーワードをもとにして番組を自動で録画しておいてくれる機能なんかもあります。

 しかもこのキーワードは単純に一致する番組が放送されたときにだけ録画されているわけではなく、22万語もの辞書を搭載していて、キーワードに関連する番組を探し出して録画してくれます。従って撮り逃してしまうリスクを軽減してくれるのではないでしょうか。

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