街中のいたるところに無線LANアクセスポイントを設置して、外出先どこでもインターネットに接続できる環境を整えようという目標で始まったライブドアワイヤレスですが、赤字の垂れ流しになっていて、将来の事業の回復見通しも無いということで撤退の方向で検討に入ったという記事がありました。
無線LANサービス
従来、ほかの各社で実施している無線LANサービスは、ファーストフードチェーンなどに無線LANアクセスポイントを設置して、その周辺でだけインターネットにアクセスできるという仕組みでしたが、ライブドアワイヤレスは街の中の電柱とか自動販売機など至る所にアクセスポイントを設置するという壮大な構想です。既に山手線内では80%のエリアをカバーするアクセスポイントが設置されています。
このサービス、利用料も525円と格安で、もしも山の手線外にまでアクセスポイントの数が広がってきたら、このサービスに加入しようと思っていました。社会的な重要なインフラの一つになるのではないかと期待していました。無線LANがどこでも使えるようになれば、単にノートパソコンにインターネットが使えるようになるだけでなく、Skypeを使ってどこでも格安の電話がかけられるようになります。
撤退以外に他社との提携という選択肢もあるようなので、ぜひ今のサービスはそのまま継続して、さらにアクセスポイントの数を増やす方向で動いて貰えると有り難いと思います。
他に、ライブドアの株は100株を1株に統合するという発表も株主総会でありました。私は10株だけの株主なのですが、将来、株式市場に再上場しても、この株式は取引ができないことになってしまいます。大きな価値があるわけでもないので、このまま記念に株券をとっておこうと思っています。
【2017/08/14追記】
ライブドアワイヤレスのサービス終了
その後はNHN JAPANグループのデータホテルでライブドアワイヤレスは運営されていましたが、2013年の4月30日にサービスが終了しました。当時は月額525円で公衆無線LANサービスを東京都内や関東圏を中心としてサービスを提供していました。Wi2 300への特別優待プランを当時は提供していました。
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