アイ・ビー・エムで開発、販売をしていた時代から、ずっとThinkPadを愛用し続けています。特にキーボードの打ちやすさや、キーボードの真ん中にある赤いトラックポイントはアクセントにもなっていますし、またとても扱いやすいと思います。
そんな中、現在ではレノボのTHINKPAD X40を日常使用するパソコンとして愛用しているのですが、最近になってフリーズすることが増えてきました。FIREFOXを起動していて、トラックポイントでカーソルを動かしているときに急に固まってしまうことが多いようです。また、傾向としては無線LANが急に接続できなくなってから、暫くするとフリーズするという感じでもあったので、トラックポイントまたは無線LANまわりのドライバがおかしいのではないかと思っていました。
今日は時間が取れたので、レノボの公式サイトに行って、ドライバが新しくリリースされていないかチェックしてみることにしました。行ってみると、THINKPAD X40用にはかなりたくさんのドライバがリリースされています。旧IBMのころからそうでしたが、THINKPADシリーズはこうして長い期間にわたってドライバのアップデートサービスを受けられるところが、他のパソコンと違って全然違い良いところだと思います。
新しいリリース順に並べ替えて、新しいものからドライバの内容を確認していくと、何だか怪しいドライバがいくつかあります。無線LANまわり、BIOS、トラックポイントのドライバをダウンロードして、それぞれインストールしてみました。
再起動してみると、何だかパソコンが早くなったような感じがします。特に文字入力をしているときに突っかかった感じがなくなりました。やはりドライバが何らかの問題を引き起こしていたのではないかと思います。今のところ、色々とパソコンをいじっていても何ら問題は発生しないので、今回はうまく対策できたのではないかと思います。
最初はIBMからレノボにTHINKPADに関する事業が譲渡されてしまうときには、このようなサポートについてはかなり悪くなってしまうのではないかと思っていたのですが、全くそんなことは無く、もともとの精神が引き継がれているところがとても嬉しいと思います。
そのままIBM時代の技術者の皆さんが、レノボに移籍したこともあるのでしょうか。今後も堅牢なハードウエア、そして後々までのアップデートサポートなど、頑張っていって欲しいです。また、このサービスが続く限り、私はTHINKPADを買い換えて使っていこうと思います。
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