バリューコマース社のアフィリエイトプログラムはメジャーな会社の広告もたくさん取り扱われていて、アフィリエイト広告を掲載する上では非常に頼もしい存在です。しかし、このバリューコマース社の広告を掲載するまでのステップは他のアフィリエイトサービスプロバイダーと違い、とても手順が煩雑で、広告を取得するまでがとても大変でした。
具体的にはオファーの中から自分が取り扱いたい会社の広告に申し込みをします。会社によって即時に承認されるものと、審査が行われて承認されるものの二種類があります。承認を受けた後には今度は広告スペースを作ります。バナー広告であれば、そのバナーの大きさを選んで広告スペースの名前を付けます。この広告スペースが出来たらそこに掲載する広告主の広告を選んでそこに掲載します。こおまでが一連の手順なのですが、動作に時間がかかることもあって、ここまでたどり着くのが非常に大変でした。
広告スペースというのは「トップページの上」とか「トップページの左サイドバー」など、掲載したい場所ごとに広告スペースというものを設定して、そこにどんな広告を出すかといったことが設定できる機能です。この広告スペースに色々な会社の広告を設定しておけば、アクセスするたびに毎回違う広告を表示させるようにすることも可能になります。これはなかなか便利な機能ではあります。ただ、このような使い方をしたくないときまで、必ず広告スペースという仕組みを使用しなければいけないために煩雑になっていました。
ところがバリューコマース社で改善が実施されてここまでのステップが非常にシンプルになった上に動作も機敏に反応してくれるようになりました。具体的にはオファーリストから自分が掲載したい会社の広告を見つけてその場で広告を掲載するためのタグを取得できるようになったのです。これにより、広告スペースの作成といった手順が不要になり、他のアフィリエイト会社と同じ程度の手順でタグを取得できるようになりました。非常に便利です。
たとえば、ブログで検索順位をアップするための記事を書いていたとします。このとき、現在のアクセス順位を知るために必要なサービスをアフィリエイトサービスを介して紹介したかったとすると、ここでバリューコマース社のシステムが活躍します。オファーリストの中はカテゴリーわけされています。このカテゴリーの中で例えば検索エンジンなどと選んでいくと、自分が広告を掲載したい会社の広告が絞り込まれていきます。この中で会社を選定してもしもまだ承認されていなければ申し込みをします。そして承認されれば広告のタグが取得できるようになります。
広告についてはその会社の詳細ページに行くとズラリと広告バナーやテキストリンクなどが並びます。この中から自分のサイトに似合うデザインの広告を選びます。そして広告の横にある「新しいHTMLコードを作成する」というボタンを押すだけでHTMLタグを取得できます。例えば下記のような形で貼り付けます。
バリューコマース社は今まではその使い方の難しさだけがネックだったのですが、今回の改善で素晴らしいアフィリエイトサービスプロバイダーに進化したと思います。今後はこれらの機能を使って積極的にリンクを取得していきたいと思います。
(2007/01/15追記)
今日の日経新聞でバリューコマース社の紹介をしていました。その中で興味深かったのは、バリューコマース社に申し込みを行ったときに、バリューコマース社から承認される割合が書かれていた点です。バリューコマース社の審査を通過する件数はだいたい全体の8割程度で、残りの2割は審査で落ちてしまうようです。審査で落ちる原因としては、コンテンツが少なく広告だけがベタベタと貼られているようなサイトなどでは審査に通らない場合があるようです。審査を厳しくしている理由は、広告を提供している会社のイメージをダウンさせないために実施しています。バリューコマース社のサイトでは下記のようにFAQで書かれていました。
バリューコマースでは独自の判断基準によりプログラムの参加可否を決定しています。また、判断基準は弊社規約により開示できかねます。 また、ミラーサイトや重複した内容のサイトのご登録はご遠慮いただいております。
まずはバリューコマース社への申し込みをする際には、ある程度、サイトのコンテンツを充実させてから行った方が良さそうです。また、一度審査に落ちても、コンテンツの内容を見直すことで、再度、申し込みを行うことが出来るそうです。
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