初めてプリントサーバーを購入してみました。プラネックス社製pciブランドのMini100u2という商品です。この商品、有線LANに接続するタイプのプリントサーバーでとても本体が小さいのが特徴です。
この商品があればUSB接続型のプリンターをネットワークプリンタに変身させることができます。ノートパソコンは無線LANでアクセスポイントに収容していますので、ノートパソコンにはケーブルが何もつながっていないのにプリンターから書類を印刷させることができます。この商品を一つ購入するだけで、とても便利になりました。
この商品、メーカー公式サイトには下記のような説明があります。
「Mini100u2」は、10/100BASE-TX対応のLANポートを搭載したUSBプリントサーバです。プリンタ用インターフェイスはUSB1.1ポートを搭載し、従来のパラレルケーブルによるデータ転送に比べ、高速転送を実現するとともに、ホットスワップ機能により利便性も向上させております。プリンタ環境の設定は専用ユーティリティソフト(Windows専用)を使用するほか、WEBブラウザからも簡単に実行できます。
Planexのサイトにはどのプリンタ機種に対応しているか、一覧表が出ているのですが、残念ながら私が購入したEPSONのPM-A890が一覧に載っていません。対応していないとも出ていないので、たぶん、テストをしていないだけなのでしょう。PM-A900やPM-A870は対応機種一覧に載っているので、たぶんプリントするための用途では使用することができるはずです。人柱になってしまいますが、今回は購入して試してみることにしました。
この商品の使い方はとても簡単でした。この商品に付いているUSB端子にプリンターからのUSBケーブルを接続します。そして、ACアダプターを電源コンセントに入れて、本機にコードを接続します。また、HUBにLANケーブルで接続すれば、すべての接続は完了です。
あとは、この商品に付属してくるCD-ROMからドライバとユーティリティプログラムをパソコンにインストールします。ユーティリティプログラムは立ち上げると、下記のようなウインドウが表示されます。
立ち上げた時点で自動的にプリントサーバーがどこに接続されているかを調べてくれて、見つかったらこの画面の例のように表示してくれます。また、このソフトを使ってプリントサーバーのIPアドレスを変更するなど各種の設定作業を合わせて実施することができます。なかなか使い勝手が良いソフトだと思います。
ドライバをインストールすると、新しいポートとして「PS Port」というものが追加されます。プリンタドライバで接続するポートをこの「PS Port」とすることで、ネットワーク経由でプリンターから印刷することができるようになります。かなり詳しいマニュアルも付属していたので、特にトラブルが発生することもなく、PM-A890をネットアークプリンターとして使用することができるようになりました。このPlanex社のプリントサーバーは値段も安めで本体も小さく使いやすいので良い商品だと思います。
制約事項としてはスキャナ機能をパソコンから使用することはできません。また、ドライバソフトではインクの残量を確認できるようになっているのですが、これも参照することができません。インクの残量に限って言えば本体の液晶ディスプレイにもインク残量は表示されていますので、特に困ることは無いかと思います。
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EPSONの複合機 PM-A890を購入した
エプソンが販売していた複合機、PM-A890を購入しました。一世代前の製品です…