大手家電量販店をはじめ楽天市場などの通販ショップでもポイントサービスは非常に一般的になってきましたが、アマゾンは今まではポイントサービスを導入してきませんでした。
アマゾン自体、ポイント以外の手段で還元サービスを実施してきており、いわゆる「ギフト券」という形で還元を実施してきました。このギフト券、私も最初は勘違いをしたのですが、何かギフトカードが郵送で送られてくるわけではありません。
メールで何桁かのコードが送られてきます。そして、アマゾンで買い物をするときに、このコードを書き写すことで、商品金額がギフト券の額面分だけ安くなります。しかし、このギフト券方式はあまり便利ではありませんでした。
ギフト券はメールで送られてきたあとに、ついつい忘れてしまって、いつのまにかギフト券の有効期限が過ぎてしまっていたということが過去何回かあります。
また、メールの中から有効そうなギフト券を見つけ出して、商品を購入するときに利用すると手順が非常に面倒くさかったのも事実です。これがポイントサービスになれば、web側でポイント数をおさえていてくれるので、どこかになくしてしまう心配がありません。マイアカウントサービスからはポイントの残高を照会することもできます。この照会画面には下記のような注意書きが書かれていました。
今回のポイントの還元率は下記の通りになっています。
“本”は一律1%
“ホーム&キッチン”は5000円以上の商品の10%
“エレクトロニクス”は5000円以上の商品の5%。
DVD、ゲーム、おもちゃ&ホビーの各ジャンルではポイント還元はないようです。
# 1ポイント=1円分としてご利用いただけます。
# 仮ポイントは、商品の発送日から40日後を目安に確定ポイントに変わります。
# 仮ポイントが確定ポイントになる際、もしくは商品のキャンセル、返品した場合など、ポイントの変更がマイポイントページに反映されるまで目安として1-2日ほどかかります。
# AmazonポイントはAmazon.co.jpが販売する商品のみに適用されます。ご利用履歴にはマーケットプレイスの商品は含まれません。
これをみると、商品の発送から約40日後を目安に確定ポイントに変わるというのは、少々遅すぎる感がありますが、なぜこのような仕組みになってしまったのでしょう?
(2007/02/04追記)
amazonポイントサービスの10の疑問という、おもしろい記事がありました。この記事によると、amazonのポイントサービスは日本でのみサービスが開始されたそうです。また、今回のポイントサービスの開始に伴って、商品の値引率が悪くなったのではないかという問いに対しては、「値引率はそのままでポイントサービスを導入した」と回答しています。つまり、消費者にとってはポイントサービスの分だけお得になったことになります。下記のサイトで詳しく説明されています。
★Amazonポイントサービスの10の疑問
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