JRグループの「青春18きっぷ」が特別価格で8000円(1982年発売当時の価格を再現)

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青空

 朝日新聞の記事を見ていると、青春18きっぷが特別価格の8000円で売り出されるという記事がありました。JRグループが発足してから20年がたつことを記念しての特別割引だそうです。この「8000円」という価格にも訳があって、青春きっぷが登場した1982年当時の価格を再現したのだそうです。

 青春18切符は学生が長期間の休みになるのにあわせて発売されるきっぷです。通常であれば冬休み、春休み、夏休みの時期に発売されます。

 ネーミングは青春18きっぷですが、何歳の人でも利用することができます。ちょっと、窓口で「青春18きっぷをください」というのは少々恥ずかしいのを我慢すれば大丈夫です。(調べてみました。朝日新聞の記事によれば、利用者の年齢別内訳で見ると、60歳以上が全体の2割も占めるようです。

 そして、40歳代以上で見ると全体の半数以上と言いますからネーミングとのズレが大きいことが判ります。最近の学生はどちらかというと贅沢でこのようなきっぷは使わないのに対して、年配の人は昔を思い出しつつ、ついつい利用してしまうという感じなのではないかと思います)


 普段の時期は1万1500円なので、今回は3500円分だけ安いことになります。切符1枚に5個のスタンプを押す欄があります。ここに日付入りスタンプを改札などで押してもらうと、その日、一日間はJRの普通車、快速列車など特別料金を必要としない列車の自由席を自由に乗り降りできます。

 5個分のスタンプ欄がありますので、一人の人が5日間使用することもできますし、同一行程を旅行する5人が1日間使用することもできます。

 さらに、指定席料金を別に払えば、指定席に乗車できる普通列車もあります。また、JRグループ各会社をまたがって乗車しても大丈夫です。気合いさえあれば、東京から北海道や九州にも行くことができます。

 今回の発売期間は2月20日から3月31日までです。使用期間は3月1日から4月10日までです。今回は春休みに発売される青春18きっぷが割引される形になります。

 私も昔、青春18切符をつかって、友人のいる高松まで行ったり、盛岡に行ったりするした記憶があります。高松までは東京から現地に着くまで途中車内で1泊したので、2日分を使用しました。従って、5000円弱の金額がかかったことになります。それでも激安な値段です。

 盛岡に行った際には1日で行けるので、二千数百円で行けたことになります。これも驚くほどの安さです。新幹線で行けば3時間程度で行ける場所に、12時間程度かかっていくことになるので、相当、各駅停車の車内にいることになりますが、ときには流れゆく車窓をぼんやり眺めるのも良いものだと思います。

 今回は滅多にない青春18きっぷの特売なので、購入しようと思います。

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