今日は日銀で政策金利を0.25%上げるという決定がなされたという発表がありました。金利が0.25%から0.5%にあがったことになります。銀行へお金を預けている人にとっては受け取る利息が僅かながら多くなるという利点もありますが、多額な住宅ローンをかかえている場合には、毎月の返済金額に影響する可能性があります。
固定金利のローンを借りている場合には大丈夫ですが変動金利でお金を借りている場合には返済金額が多くなります。ワールドビジネスサテライトの報道によれば、SBIモーゲージには固定金利型の住宅ローンへの借り換え相談が通常日の3倍も問い合わせがあったようです。もしも変動金利で住宅ローンを組んでいるならば、固定金利型の住宅ローンへの借り換えも検討してみてはいかがでしょうか。
(2007/03/04追記)
今日の日経新聞では今回の政策金利上昇を受けたネット銀行の動きに関して記事が出ていました。街中の古くからある銀行よりもネット専業銀行の方が普通預金の金利を大きく上げる傾向にあるようです。各ネット専業銀行の普通預金金利はイーバンク銀行は0.35%、ソニー銀行は0.3%、セブン銀行は0.25%となっています。ネット専業銀行は人件費などの経費が店舗を持つ銀行よりも低く抑えられるので、政策金利の上昇を普通預金金利へ反映しやすいのかと思います。
私はイーバンク銀行を使用していますが、イーバンク銀行間の口座振り込みが手数料無料だったり、2大銀行への振り込み手数料も僅か160円であったりするので、かなりの頻度で活用しています。このうえ、若干でも普通預金金利が上がるのは嬉しい限りです。
【2020/08/12追記】
低金利はこの記事を書いてから13年が経つ現在も続いています。こちらで紹介したイーバンク銀行も楽天に買収されて、楽天銀行になってしまいました。私自身は三菱UFJ銀行で住宅ローンを借りていましたが、2014年に金利変更の手続きを行いました。

また、先日、繰り上げ返済を実施して完済しました。

法務局で抵当権の抹消も実施済みです。
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