ビデオサーバーとして使用していたパソコンの転用

当サイトの記事には広告が含まれます

server

 ASUSのP4S8Xという古いマザーボードを使用したマシンを1年ほど前まではビデオ録画用のパソコンとして使用していました。マザーボードのPCIスロットにはCANOPUSのMTV2000というビデオキャプチャーカードがささっています。

 このパソコンではスカパーで放送される音楽番組からミュージックビデオを予約録画して、ある程度たまったところで週末に編集をしてビデオクリップを作成するということをしていました。

 しかし、ここ数年ではDVDレコーダーを複数台導入したこともあり、このマシンの出動のタイミングはどんどん減っていってしまい、ここ1年間くらいは、とうとう押入れの中で眠っていました。ほぼ、存在すら忘れかけていたのですが、子どもが自分の部屋にパソコンが欲しいと言い出して、このパソコンが眠っていることを思い出しました。

 このパソコンのことを思い出さなかったら、中古のノートパソコンでも買って使わせようと思っていたので助かりました。液晶モニターもセットで残っています。まずは、パソコンの構成は一切いじらずに、子どもの部屋に運び入れて動作確認です。
パソコンの構成

 このパソコン、ケースはミドルタワーのケースに入っています。そして、ハードディスクは80GB程度の容量のものが2台、OSにはWINDOWS2000が入っています。ビデオカードはATI社のALL IN WONDER 128という製品です。
この製品自体、かなり古いビデオカードなので最近のゲームなどをしようと思ってもまず難しいと思います。しかし、子どもはパソコンではゲームをやらないので、このビデオカードでも何とかやっていけるでしょう。


ネットワーク環境の整備

 ネットワーク環境としてはオンボードの有線LANしかありません。子どもの部屋は有線のLANを引き込める場所ではないので、無線LAN機器は少なくとも増設しなければいけません。この無線LAN機器としては、USBに接続するタイプのPLANEXのアダプタを楽天市場で購入しました。

 送料を入れて000円以下だったと思います。このアダプタをUSB端子に接続してドライバが入っているCDからプログラム類をインストールすると、パソコンでこのアダプタのことを認識してくれました。私の家では無線LANルーター側で接続できるMACアドレスを制限しているため、ここにこのUSBアダプタのMACアドレスを追加しなければいけません。USBアダプタのMACアドレスはきっとドライバのプロパティあたりから確認できるだろうと軽い気持ちで確認してみたのですが、なぜか見つかりませんでした。

 仕方が無いので、USBアダプタ本体の裏側を見てみると、こちらにMACアドレスらしきものがシールで添付されています。このシールがはがれでもしたらまずいかもしれません。ここで確認したMACアドレスを無線LANルーターに設定し、パソコンのユーティリティプログラムでWEPの13桁のキーを設定することで無事に無線LANも使用できるようになりました。

 子どもは無事にインターネットもできるようになったので、満足げに使用しています。
不必要な機器の撤去

 このパソコンにはCANOPUSのMTV2000が入っているのですが、まず子どもが使用することはないはずです。そこで、このMTV2000についてはゆくゆくは撤去しようと思います。このMTV2000は当時は名機ともいえるビデオキャプチャーカードだったので、手放すのも惜しい気がします。

 何か小型のケースで構成されたベアボーンキットなどを購入して、このビデオキャプチャーカードを使用できれば、居間のテレビに接続して有意義に使いこなすことができそうな気もします。ただ、MTV2000自体、長さが長いPCIボードなので、これに合うようなケースもそうそうは無いような気もします。寸法を調べながら品定めをしていきたいと思います。

 ハードディスクについても、80GBのハードディスクが2台回っていても電気を食うだけなので、このパソコンからは撤去しようと思います。多分、システムが入った80GBのハードディスク1台で子どもの使用用途には十分かと思います。

コメント