ちょっと気になる記事がありました。待ちに待ったマイクロソフトのWINDOWS新バージョンであるVistaですが、発売後1週間の売り上げがWindows XPのときの実績を大幅に下回ってしまっているそうです。
Vistaの売上はXP発売開始時の59%程度?
NPDという市場調査会社の発表に寄れば、XPのときよりも売上本数が59%も少なかったということです。つまり半分以下しか売れていないことになります。(売上額では32%減)
今日、近所にあるパソコン量販店、PCデポに行く機会があったのですが、何だかVistaはひっそりと売られていました。Vistaのコーナーで足を止める人もなく、ソフトを並べる棚の中には各パッケージ数本ずつしか在庫が並べられていませんでした。確かにマイクロソフトのパッケージ版を買って帰って、家のパソコンのOSをアップグレードしようというユーザーはそんなに多くないような気がします。
実は私自身もXPのときには発売日早々にマイクロソフトのアップグレード版を買って帰ってきて、家のパソコンのOSをアップデートしました。しかし、今回のVistaの発売に関して言えば、自分でパッケージ版を買って帰ってきてアップデートしようという気持ちに全然なれません。
なぜXPのときとこんなに違いがあるのか、自分の気持ちを分析すると、確かに欲しいことは間違えないのだけれども、値段が高い割に得られる効果が少ないというところがもっとも大きな買い控えをしている理由だと思います。Vistaにも確かに魅力的な新機能はいくつか見受けられるのですが、それが本当に2万円近く出して欲しい機能かと言われると首をかしげてしまいます。
正直、普通にパソコンを使用している分にはXPの機能があえば十分のような気がします。
またもう一つの理由としては、あまりにもパッケージの種類が多くて、どれか購入する商品を選ぶのさえ面倒に感じてしまうという感じすらします。
Windows2000のときにはパッケージ版は通常版とアップグレード版の2種類、PC9801アーキテクチャー用のWINDOWS2000は同梱されているというシンプルさでしたが、XPになってHOMEとプロフェッショナルに分かれて、今回のVistaではさらに色々なパッケージの種類に細分化してしまいました。わかりにくくて仕方がありません。
Vistaはハードウェアへの要求レベルも高い
また、今回のVistaではハードウエアに対する要求性能が高い点もちょっと足踏みをしている理由の一つになります。最近、メモリーの価格は安くなってきたとはいえ、やはりノートパソコンの搭載メモリ量を1GB以上にするのは大変です。
私はたぶんパッケージ版のVistaを購入することはなく、新しいパソコンを購入したときにVistaがたまたま入っていたというのが、最初のVistaとの出会いになるのではないかと思います。
今回は下記の記事を参考にさせていただきました。
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