東芝のネットdeダビングを使ってみた

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 東芝のRD-XS53というDVDレコーダーを持っているのですが、現在はスカパー!の音楽番組の録画に使用しています。このRD-XS53にはスカパー!チューナーとの連動機能がついているので、まるでRD-XS53の中にスカパー!チューナーが内蔵されているような感覚で操作できるのがとても優れている点です。
 番組の録画自体もパソコンで番組ナビゲーターというフリーソフトを起動して、新聞のテレビ欄を見るような感覚で録画予約を行えるので、これもまた非常に操作性が良い点です。もちろんスカパー!の番組もこの番組ナビゲータ上で新聞形式で一覧表を見ることができて、RD本体へ録画予約の信号を送ることができます。便利です。


 問題はRD-XS53で録画した音楽番組をプロモーションビデオ別に分割編集する方法です。RD-XS53自体にも編集機能はついているのですが、今ひとつ使い慣れないのも事実なので、出来れば録画した番組をパソコン側に引き込んできて、パソコン上の動画編集ソフトで編集したいところです。
 RDーXS53の中の動画をパソコンに持ってくる方法で最初に思いつくのは、DVD-RWなどの媒体に動画を焼き付けて、パソコン側に持ってくる方法が考えられます。しかし、これを毎回実施するのは少し面倒くさいのも事実なのでほかの方法が無いかネットで調べてみました。すると、LANを経由してRD-XS53の中からパソコンへ動画をダビングしてくれるソフトを見つけました。調べた限り、WINDOWS上で簡単に使用できるフリーソフトは2種類あるようです。一つは定番ソフトのVirtualRDというフリーソフトです。起動するとこんな感じで立ち上がります。

VRD.jpg

 このソフトを立ち上げると、あたかもパソコン自体が東芝RDシリーズのDVDレコーダーになったかのようにLAN回線上で振る舞ってくれます。従って、ネットdeダビング機能に対応した本物のRDシリーズでネットワークにダビングしようとすれば選択肢にVirtualRDが現れてパソコンに対してダビングができるようになります。
 実際に試してみました。確かにダビングができるのですが、転送速度はかなり遅いです。もしかすると、無線LANをかましているので、これで遅くなっている可能性も高いのですが、実再生時間以下の転送速度のような気がします。待ちきれずに途中で中断してしまいました。夜寝る前にダビングを開始して、朝起きたらダビングが終わっているといった感じの使い方の方が良いかもしれません。
 VirtualRDは下記のサイトでダウンロードをすることができます。
  ★VirtualRD for Windows配布所
 もう一つ、LANDE-RDというソフトも見つけました。このソフトもコンセプトはVirtualRDと同じです。インストール後に立ち上げると下記のような画面が現れます。
LANDE-RD.png

 機能的にはこちらのソフトの方が少ないのですがVirtualRDよりも転送速度が速いという情報を見つけて、こちらもインストールをして実際にネットdeダビングを試してみました。
 RD上でネットワークへのダビングを指定すると、LANDE-RDを見つけるところまではうまくできるのですが、実際に転送が始まると10秒ほどで異常終了してしまいます。インターネットで原因がわからないか調べてみましたが今のところは原因が突き止められないので、LANDE-RDの使用は今は控えています。
 今晩あたり、VirtualRDを使用してDVDレコーダーの中に入っている音楽番組をパソコン側にダビングしようと思います。

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