昨日も日経平均株価は寄りつきから大きく下げました。ズルズルとどこまで下げるのかという感じです。昨日の終値では前日比575円安ということで今年最大の下げ幅になってしまいました。そして、今日は前場が始まる直前になっていますが、気配値の推移を観察していると8時30分頃に大きく下げた後、9時が近づくに従って徐々にマイナス幅を減らしてきています。もしかすると、今日は反発するかもしれないと少しだけ期待できそうです。
このエントリーを書いているうちに9時になりました。前場の日経平均株価は小幅ながら反発して12円高で始まりました。テレビ番組を見ていると、そろそろ下げ止まるという観測のほか、このまま下げ続ければ1万5000円程度まで下がるというコメンテーターの人もいて、結局は自分で判断しなければいけないということを痛切に感じます。昨日は下げ続けた末に株を買い戻してみましたが、今日は特に取引を行わずにしばらく様子を見ていきたいと思います。
【20110812追記】
その後も日本の経済は各国の経済の影響のほか、震災の影響などもあって、日経平均株価は下がり続けています。今回はアメリカ国際の格付けが落とされてしまい、それを契機に世界的な株安に見舞われました。現在は日経平均株価は9000円前後の展開となっています。
これから日本は少子高齢化が進み、国の力は徐々に弱くなっていってしまいます。そのとき、この国の経済を支えるものは何になるのでしょう。
以前の高度成長時代のような右肩上がりの成長ということは今後は難しいのだと思いますが、それでも日本にはいろいろな技術など良いところも多くあります。中国などが急速に経済力を強くしていますが、日本も負けないようにがんばっていかないと、日本の株式に投資するメリットが薄れてしまいます。今後の日本の頑張りに力を貸すとともに応援したいと思います。
【2012/09/11追記】
2012年になっても日経平均はあまりふるわず、8800円前後の展開になっています。特に日本の大手家電メーカーが揃って経営が厳しくなっているところが、日本人の財布の紐をきつく締めさせている原因の一つになっているように思えます。
最近の経済雑誌を読んでいると、シャープの特集が本当に増えてきました。中国企業との提携交渉がいったん合意したのに、その先に進まないことや、シャープが銀行からの支援をこのまま受け続けることが出来るか否かといった内容が多いです。数年前まで亀山の液晶で非常に頑張っていたのに急速に経営環境が悪化したことには本当に驚くことばかりでした。
まずは日本の企業が元気にならないと株価も改善することは厳しいので、復活することを期待しています。
コメント