今まではバスに乗るときには必ずバスカードを使うようにしていました。バスカードは5000円分を購入すると5850円分を使用することができるカードが手にはいるので非常にお得だったためです。
うまくすれば、金券屋で5000円のバスカードが4900円で売られていることがあるので、1000円近く得することができます。小銭をいちいち準備する必要がなく、かつこれでバスに乗るのが2割引近くになるというのは大変にお得です。以前、バス共通カードが無い時代には回数券が使われていたわけですが、このときにも同様の割引率が設定されていたと思います。
しかし、先月からはパスモのサービスが始まりました。今のところはバスカードも併売していますが、そのうちバスカードの販売もなくなってしまうのではないかという気がします。すると、パスモの割引はあるのか否かというところが気になります。
従来もオレンジカードには実際に購入できる以上の金額分を仕使えるようになっていましたが、その後、イオカードに切り替えられたときにプレミアムがなくなってしまいました。何となくパスモへの全面切り替えでは、バスカードのお得分が無くなってしまうのではないかという心配があります。
PASMOのプレミアム
さっそくネットでパスモのプレミアムに関して調べてみたところ、バスについては特別な仕組みが準備されているようです。PASMOでは新たにポイント還元式の「バス利用特典サービス」という格好で還元されるサービスが提供されることになっています。
従来はたとえば5000円簿バス共通カードを購入すれば5850円まで使用することができる等、バス共通カードを購入した時点でプレミアム分を手に入れる格好になっていましたが、PASMOではバスでPASMOを使ったときにバスポイントが還元されるという仕組みになってます。
そして、1000バスポイントが貯まるごとに「特典バスチケット」というものが付与されるそうです。この特典バスチケットが付与されると、つぎにバスに乗るときにはこの特典バスチケットの分から消化されていく仕組みになってます。しかし、バスポイントについては1ヶ月間のみ有効で翌月には未還元ポイントとして消去されてしまうそうです。従って、パスモを使うよりもバス共通カードを使った方がお得のようです。
とすれば、使える限りは定期入れの中にはバスカードを忍ばせておいて、できるだけバスに乗るときにはバス共通カードを使っていこうと思います。
PASMOとバス共通カードの関係については、こちらのサイト(アミーチ: PASMO バスも得になる?編)が非常に詳しく書かれていたので参考になりました。
(2007/04/08追記)
PASMO好調
今日の日経新聞を見ているとPASMOが思った以上に好調で、100万枚もの追加発注をすることになったそうです。
サービス開始から2週間あまりでの発行枚数はすでに220万枚にも達しているというこで、最初の1年間で500万枚と予定していた発行枚数は軽く突破してしまうことになりそうです。このPASMOはソニーのフェリカという非接触ICカード技術を使用していますが、このフェリカ対応のカードを作るのには時間がかかってしまうので、早めに100万枚の追加発注を決めたようです。
【2020/08/31追記】
モバイルPASMO登場
モバイルPASMOサービスが3月18日にスタートしましたが、これに続き、8月28日からカードのPASMOからモバイルPASMOに移行できるサービスが開始されました。
コメント
PASMOやSuicaでバスに乗ると年間4000円近く損!
バスでPASMO(Suica)は節約どころか大損! いよいよサービスインのPASMO。 巷では自社カードと絡めたポイント制を「お得」などと宣伝されていま…
パスモの割引制度、バスチケットは、凄く分かりにくく1ヶ月でそれが使えなくなる。でも、バス特典チケットの有効期限は10年という。
全く使えないね。ダメダメ!
5,000円の共通バスカードの方が、絶対お得!!
スイカも割引等の特典はなく、全くダメ!
こんなもの使うなら、ポイント還元の仕組みが充実しているエディーの
方が、絶対にお得だと思う。でも、スイカ・パスモが使えるエリアでは使えないので残念だよね。