NTTドコモが月額4200円のデータ通信サービスを始める・・

ドコモ

 NTTドコモが2007年10月以降をめどにFOMA網を使用した月額4200円のデータ通信サービスのサービス開始を計画しているそうです。従来はPHSサービスの@FreeDというサービスがありましたが、PHS網自体がまもなく廃止されてしまいます。

NTTドコモグループ9社(以下ドコモ)は、2007年度第3四半期を目途にサービス終了をご案内させていただいているPHS事業について、2008年1月7日(月曜)をもちましてサービスを終了させていただきます。

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FOMA網を利用したサービスが登場

 これに変わる定額サービスとしてFOMA網を使ったサービスが計画されたようです。

 通信速度は送受信ともに最大64Kbps、ベストエフォート型のサービスなので、送受信速度は保証されません。

 このサービスを利用するためには、このサービスに対応したプロバイダおよびアクセスポイントを使用する必要があるようです。

 現時点ではどこのプロバイダがこのサービスに対応してくれるのか今ひとつ良くわかりませんが、従来のNTTドコモのサービスを振り返って考えると、日本の大手プロバイダに加入していれば大丈夫なのではないかという気もします。今後のNTTドコモからのニュースリリースに注目する必要がありそうです。

 また、このサービスを利用できる端末にも制約があります。FOMAハイスピード(HSDPA)対応のFOMA端末が必要です。

 NTTドコモのサイトを見てみると下記の記載がありました。

本プランをご契約の場合は、音声通話、テレビ電話・64Kデータ通信(回線交換)などのデジタル通信、iモード®はご利用いただけません。

 この契約をした端末では音声通話は出来なくなってしまうということでしょうか。とすると、少々使い勝手が悪いような気もします。

【2025年3月31日追記】

楽天モバイルの登場で携帯電話料金は大きく値下げ

 楽天モバイルへの対抗としてNTTドコモは格安な料金プランとして「ahamo」を開始しています。データ通信は30GB、1回あたり5分以内の国内通話料金は無料、テザリングも可能で月額は税込2,970円です。当初は月間のデータ通信量は20GBまででサービスを開始しましたが、携帯電話料金の競争が激しくなったため、30GBまでのデータ通信量に引き上げが行われました。

 このエントリーを公開したのは2007年でしたが、20年弱の間にモバイルデータ通信はずいぶん身近な存在になったものだと驚くばかりです。

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