今日は天気も良かったので、ちょっと遠出をして、武蔵村山の大規模なショッピングセンター、ダイヤモンドシティミューへ行ってきました。
ここは昔は日産の工場があったところで、工場が閉鎖されたあとに建設されたそうです。あまり交通の便が良いところではないので、本来であれば車で行くような場所なのだと思いますが、立川にも用事があったので、立川駅からバスで行くことにします。
立川駅で電車を降りて改札を出た後、そのまま右手の北口方向に行きます。そして北口に出たら向かって左側に歩くとバスターミナルの上になります。この立川駅もずいぶん変わりました。
駅前にデッキが出来てたり、その周りに百貨店が出来たりして、何だか凄く都会になった感じがします。以前は立川よりも八王子の方が開けている雰囲気すらあったと思うのですが、今では完全に逆転してしまったのではないでしょうか。
このバスターミナルの中で1番の乗り場から、ダイヤモンドシティ・ミューの方面へ行くバスが発着しています。
「箱根ヶ崎駅行き」「武蔵村山市民会館行き」「三ツ藤住宅行き」「瑞穂営業所行き」で村山医療センター入口で下車です。私は武蔵村山市民会館行きのバスが1番乗り場にちょうど止まっていたので、これに乗車しました。バスはモノレールの西側の道をずっと北へ走っていきます。
この道は市街地を通る道ではないので、すいていて、なかなか良い感じです。ちょっと、五日市街道付近や西武拝島線の踏切を渡るあたりで若干の混雑がありましたが、それ以外はスイスイと目的地に向かって走っていきました。
やがて、車窓左側には広大な空き地が見えてきます。どうもこれが日産の工場の跡地であるようです。てっきり、日産の工場跡地はすべてがダイヤモンドシティになったのかと思っていたのですが、そうではなかったのですね。こんなに広い空間に工場があったというのには、ただただ驚くばかりです。
やがて、バスは村山医療センター入り口バス停に着きました。進行方向少し先の信号を曲がり西へ徒歩10分といった感じです。信号の角を曲がった瞬間に巨大なダイヤモンドシティミューはもう見えているのですが、なかなか近くになりません。
手前の中古車販売コーナー横を通り過ぎダイヤモンドシティの駐車場前にたどり着きます。そして、ここから、ひと用の出入り口を見つけ出し、そこを歩いていくと、ようやくショッピングセンターの中へたどり着きます。結構、ここまで来るだけで疲れてしまいました。
ゴールデンウイーク3日目ということもあって店内は凄い混雑です。午後1時頃についたのですが、ちょうどランチタイムということもあって、特にご飯を食べるようなところはむちゃくちゃに混んでいました。
1階にはいくつものレストラン、そして二階にはフードコートがあるのですが、どこもかしこも人でいっぱいです。
レストランは最低でも10組程度お客さんがどこもかしこも並んでいるような状況でした。特に混んでいるのはビュッフェ営業をしているお店です。かなりの列ができていました。2階のフードコートはどんな感じかなと思ったのですが、荷物で場所取りをされていたりして、どこの席もいっぱいのように見えます。また、いろいろな場所で「席があかないか?」と待っている人が目を光らせているので、なんだか殺伐としている雰囲気でもあり、2階でご飯を食べることはあきらめました。
その中でも少しすいているような見えた、武蔵野うどんのお店に入りました。武蔵野うどんというのは、以前、小平のふるさと村の中にある農家で食べた気がします。ちょっと太めの麺でこしが強いのが特徴でした。そんな武蔵野うどんと天ぷら、茶碗蒸し、デザートなどがセットになっているもので1000円あまりでした。久兵衛屋というお店で、家に帰ってから調べてみるとチェーン店のようです。(手打ちうどん 久兵衛屋)
店を出てからショーケースも写真に撮っておきました。
飲食店は1階と2階のコーナーを除いては、3階にサンマルクカフェ、マクドナルドが目につく程度です。ちょっと休むことができるスペースが少ないのかなという印象です。また、三階にはデジタルAVの店、映画館や本屋(オリオン書房)もありました。この本屋さん、表から見るとそんなに広い感じがしないのですが、奥の方はグンと広がっていて、かなり広い本屋さんでした。
子どもが楽しみことができるようなお店はほとんどありません。ちょっと子どもにとっては退屈だったかもしれません。イオンの中にちょっとしたおもちゃコーナーがある以外は、あまり興味をひくものは無かったようです。
専門店街はずっと三階まで吹き抜けになっています。三階かの渡り廊下から下を見下ろすと、下の写真のような感じです。
このまま歩いていくと、すぐに新青梅街道にぶつかりますが、ここは渡ってしまってそのまま北上します。また、数分あるくと、今度は青梅街道にぶつかります。左手には「横田」というバス停があります。そして、右手に歩いていくと武蔵村山市役所という場所になります。
この横田という場所、以前来たことがあります。「横田トンネル」という多摩湖建設時に使っていた軽便鉄道用のトンネルが今でも残されていて、人が通ることができるようになっています。この横田トンネルのほかにも付近にはいくつかのトンネルが残されています。
この横田トンネルを見に来たときに来たところです。そんなことを思い出しながら、横田バス停へ行ってみると、小振りなバスが走ってきました。コミュニティバスのようです。上北台行きと書いてあったので、そのまま乗ってみることにしました。
バスは青梅街道をそのまままっすぐ走っていってくれると期待していたのですが、なぜか、横田の信号で左折、やがて「横田トンネル前」というバス停を通り過ぎ、「かたくりの湯」という温泉施設の前にまで来ました。あえて、ここに来るお客さんのために遠回りしているようです。
この「村山温泉 かたくりの湯」にも以前来たことがあります。ごくごく平凡な日帰り温泉施設ではあるのですが、プールが併設されているところが特徴でしょうか。(村山温泉 かたくりの湯)
カタクリの湯からは来た道を戻っていき、さきほどの横田の交差点を左折、武蔵村山市役所の前を通り過ぎ、ファッションセンターしまむらの前に来ます。この道は都営バスも走っているのですが、都営バスの西武柳沢行きはここから青梅街道沿いにグルッと回るようにして走っていきます。
しかし、このコミュニティバスは「しまむら」の裏側の小道をグイッと曲がり、そのまま小道を東へ走っていきました。この辺も、昔来たときよりも、ずっと家の数が増えています。小高い丘の上まで開発されて、家がびっしりと建っていたのには驚きました。
そんな小道をグルグルと走っていき、バスは武蔵村山郵便局の前で新青梅街道へ出てきました。この辺、熱帯魚センターのPDに行くときに来たことがあります。ほかにケンタッキーフライドチキンや松屋などが並んでいます。そのまま村山団地の北側を走っていき、上北台の駅までつきました。なかなか変化のある道を走る不思議なバスでした。上北台ではお好み焼きの道頓堀(道とん堀)に行ったのですが、ここへ行ったときのレポートは次の記事で紹介します。
【2017/05/20追記】
現在はイオンモール武蔵村山として営業を続けています。管内にある映画館もイオンシネマになりました。店舗はいろいろなお店が入れ替わっていて、まるで新陳代謝を繰り返しているようです。オープン当時と比較すると、立川に「ららぽーと」が開店したりもしたので、少し空いてきたように思います。
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