現在、地上放送の電波受信状態が悪いので、JCN系列のケーブルテレビ局に加入しています。このケーブルテレビ局からSTBを借用しているのですが、このSTBは単純に放送を視聴する機能しかなく、録画の機能はついていませんでした。
従って、番組を録画したいときには自分でDVDレコーダーを購入し接続して使用していました。地上アナログ放送も地上デジタル放送も普通にDVDレコーダーで録画予約をしたり録画することが出来ましたし、地上アナログ放送のEPGもきちんと受信できていたので、特に大きく困ることはなかったのですが、CS放送やBS放送をCATV経由でDVDレコーダーを使った予約録画は出来ていませんでした。
従って、BS、CS110度兼用のパラボラアンテナをベランダに立てて、個別受信をしています。CATVに加入しているのに何となくもったいない話しです。
今日、ケーブルテレビ局からお知らせが来ていたのですが、この中のニュースのコーナーを読んでいて嬉しい情報がありました。
JCNでHDD内蔵STBの提供が開始されるそうです。公式サイトを見てみると、下記の記述がありました。(ジャパンケーブルネット株式会社)
JCNグループでは2007年7月1日より、HDD(ハードディスク)録画機能付きSTB(セットトップボックス)サービス、「録りま専科」を提供開始いたします。
「録りま専科」は、ご加入者のみなさまから多数ご要望をいただいておりました、簡単録画、HD(ハイビジョン)録画、ダブル録画などをEPG(電子番組表)からリモコン操作1つで可能にしたサービスであり、市販のDVDレコーダを使い慣れたみなさまにもご満足いただけるサービスです。
6月中旬からJCNグループ各局にて順次申込み受付を開始いたします。詳細は、毎月お届けの会員誌「JCN plus(ジェイシイエヌ・プラス)」、地上波デジタル放送やBSデジタル放送の番組表も入りますます便利になった「JCNケーブルテレビマガジン」及び当HPにて紹介いたしますので、ご期待下さい。
JCNグループでは、今後もみなさまのお役に立てるサービスを提供してまいります。
まだ詳しい情報については公開されていないようです。冊子の方にはSTBの写真も載っているのですが、こちらを見るとパイオニアのDVDレコーダーと似た感じのデザインです。現在借用しているSTBについてもパイオニアの製品だったので、もしかすると同じパイオニア製なのかもしれません。下記の紹介文書が書かれています。
スタイリッシュなデザインのSTB。フルデジタル伝送のHDMI端子搭載でケーブル一本で簡単にディスプレイに接続できます。
1.録画がとっても便利!:デジタル放送がリモコン一つで観て撮れる。
2.リモコン操作も簡単!:ユニバーサルデザインでボタンが大きく見やすい。
3.ダブルチューナー搭載だから安心!:見たい番組が重なっても裏番組録画が可能。
4.ハイビジョン録画もお任せ!:ハイビジョン画質をそのままHDDに保存。
7月からJCN全局で登場と書いてあるので、そろそろ詳しい情報も公開され始めるのではないでしょうか。問題は価格です。月々のレンタル料が抑えられていれば、なかなかお得な商品になるかもしれません。
(2007/05/27追記)
さらにケーブルテレビの情報誌を読み進んでいくと、さらに詳しい情報もありました。こちらを見ると、HDD内蔵STBはパナソニック製だと明記されていました。大きな写真なので型番もはっきりと見えます。TZ-DCH2800という型番のようです。
こちらのページ(OFDM対応HDD内蔵CATVデジタルセットトップボックス TZ-DCH 2800/2810を同時発売 | ニュース | 松下電器産業株式会社)に松下のニュースリリースがありました。
250GBのハードディスクを内蔵しデジタルハイビジョン画質で23時間、標準画質で69時間もの録画が出来るようです。DVDのトレイやスロットらしいところは写真では確認できません。DVD書き込み、読み込み機能はないのかもしれません。その代わり、SDカードのマークがあります。SDカードと何らかの連携ができるようになるようです。残念ながらレンタル料金などについては言及がありませんでした。
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