5月9日にJR北海道の1両編成の列車で、列車が混雑していて高校生が26名、駅から乗り込むことができずに、JRがタクシーを手配し送迎するという一件がありました。
当初はJRは乗客のマナーが悪く、まだ列車には人が乗ることができたのだけれども乗せることができなかったという見解を発表していたのですが、どうもその後の報道を見ていると、実際に列車はとても混んでいて、26人ものお客さんを乗せることはできなかったということが事実でもあるようです。
JR北海道の主張が正しいにせよ、正しくないにせよ、この記事を読んでいて一つだけ感じたことがあります。
1時間に一本の列車が来るか来ないかという感じのローカル線で、もしかしたら乗客が乗り切れないような車両数で運転をすること自体に問題があるのではないかという気がしてなりません。
常に2両編成にするのは厳しいにせよ、通勤・通学の時間帯だけでも2両編成にして運転することは十分に可能なのではないかと思います。
以前、JR東日本の青梅線でダイヤ改正をして、土曜日の運転を日曜日の運転ダイヤにあわせたところ、初日にお客さんが列車に乗りきれないという列車が出てきたことがありました。
この路線では少なくとも10分に一本の列車は走っていたので、そんなに大きなニュースにはなりませんでしたが、1時間もつぎの列車が来ないようなところでは大問題につながる可能性もあります。
JR北海道では日常の混雑傾向を把握して定常的な対策につなげてく必要が重要ではないかと思いました。
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