PCソフトウェアのような操作感を実現したMovableType 4をインストール

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MovabkeType4のインストール

MovableType4をインストールしてみました。とは言っても、このブログをアップデートするのは怖かったので、Ver3.4をインストールしているディレクトリとは別のディレクトリを新しくへインストールしました。Ftpソフトでmt4というディレクトリを作成したあと、そのディレクトリの配下にダウンロードし解凍してできたファイル一式をインストールします。そして、FTPソフトを使用しcgiプログラムのパーミションを実行可能なように変更しました。

起動

パーミションの変更が終わったら、インストールしたディレクトリにある「index.html」をブラウザで表示させます。すると、設定がおもむろに始まります。

データベースの設定

次にデータベースを選択する画面になります。さくらインターネットではSQLiteとMySQLの2つが選択肢として現れました。

 さくらインターネットでは、スタンダードプランおよびプレミアムプランでは1つのユーザーIDにつき、ひとつのデータベースファイルしか利用することができません。WordPressではテーブルの接頭語を変更することができるので、一つのデータベースファイルの中に複数インストールしたWordPressのDBを共存させることができるのですが、MovableTypeではたとえばVer3.4とVer4両方でMySQLを使用するということが、一つのデータベースファイルではできなくなってしまいます。

私はVer3.4で既にMySQLを使用してしまっていて、Ver4でもMySQLのデータベースを使用するとデータベースがVer4用にアップグレードされてしまいVer3.4で使用できるようになってしまいます。そこで
SQLiteを使用してインストールすることにしました。

 ここで一つ問題が発生しました。うまくデータベースファイルが出来ないようで、エラーが発生します。もしかすると、さくらインターネットにインストールされているSQLiteのバージョンに問題があるのかとも思ったのですが、原因は非常に単純で指定された場所にftpソフトで、「db」というディレクトリを作成するだけでデータベースの選択も成功しました。

メール送信方法の選択

 次にメール送信方法の設定をします。smtpサーバーを使って送信する方法とsendmailを使用して送信する方法に2種類があります。さくらインターネットの場合にはsendmailがインストールされていますので、こちらを利用します。sendmailのパスなどは特に変更しなくてもテスト送信に成功しました。

 最後にconfigファイルをクリエイトしてインストールプロセスは完全に終了します。

最低限の設定

 ブログの設定の中で公開設定の部分については一つ一つの記事のパーマリンクに影響してしまうので最初にここだけは設定を行いました。

コンテンツのインポート

 MT4でテスト運用を開始するために、mt3.4で運用しているブログから記事をエクスポートします。MovableTypeのエクスポート機能では記事の内容が全てテキスト形式でダウンロードできます。今度はMT4の方でこのファイルを指定してインポートを行います。

 ここで一つだけおかしなところを見つけました。ダイナミックパブリッシングを行うための選択ボックスが出てきていません。SQLiteを使用しているからでしょうか。何が原因なのかよく判らないので、ネットで情報を探してみようと思います。

【2017/04/30追記】

2017年現在はWordPressを利用

 現在はこちらのサイトはWordpressを使って公開しています。エントリーの数が増えすぎて、MovableTypeで運用するのが難しくなったことが原因です。Movabletypeでは記事を投稿するたびにサイト全体を再構築する必要があるのですが、これに時間がかかるようになってしまいました。

 Movabletypeでも動的にページを生成する機能があるのですが、その機能を使ってしまうと、もはやMovabletypeのメリットである」「軽いサイトが構築できる」という点が失われてしまいます。

 そこでデータをWordpressに移行しました。やはり、Movabletypeのときよりもサーバーの負荷はかなり大きくなってしまいましたが、対応しているプラグインやテーマの数は段違いに多くカスタマイズが行いやすいので、今はこれで良かったと思っています。

コメント

  1. れお より:

    はじめましてこんにちは!
    さくらインターネットにMT4をインストールできなくて探していたらここにたどり着きました。
    ずうずうしくて申し訳ありませんが、インストールの仕方を教えていただきたくて投稿させていただきました。
    今のところ、さくらインターネットの所のMT設置の仕方とか、MTのオンラインマニュアルのところにあるさくらインターネット編のところとか見てやってるんですが、全然できないんです。
    ファイルをアップロードしてパーミッションの変更もしたのですが、ブラウザからログインしようとすると、 500 Internal Server Error
    とでます。マニュアル通りにやってるはずなのになぜ??と、アップロードしたりまた削除したりの繰り返しです。
    MT4は mt-config.cgi-orignal を変更しなくてもいいってことなので、変更せずにしてもだめでした。
    逆に、変更してもダメでした。(ファイル本文もワードパットで書き変えてもダメでした)
    アップロードは止まることなく一気にアップできたので、なにかアップできてないということはないと思います。
    なにかやってないことがあるのかもしれません。今の私にはわかりませんが・・・。
    なにかお気づきの点がございましたら、お忙しいとは存じますが教えていただければと思います。
    よろしくお願いいたします。

  2.  500 Internal Server Errorということは、やっぱりパーミションの設定が怪しいような気がします。cgiプログラムはいくつかありますが、全てのパーミションを間違えなく変更されているでしょうか。私の場合はcgiプログラムについては全てを「755」に設定してあります。

  3. れお より:

    お答えしていただきありがとうございます
    やはりエラー500といえば、パーミッションの設定なんでしょうか・・・。
    755以外で、OKなものってございますか??
    mtフォルダのcgiプログラムって全部で14個ですよね??それは全部755に設定しているのですがだめなんです。
    他にも変更しなくちゃいけないプログラムがあれば教えて下さい。
    お願いします。
    実は一昨日、さくらインターネットさんに問い合わせたら「サポート外」の返事が帰ってきてしまって、まぁそういわれればそうなんで仕方ないですが、ちょっとショックでした。
    OSがVistaなんですが、そんなのは関係ないですよね??
    申し訳ございませんが、またなにかお気づきの点がございましたらコメントしてくださいますか?
    よろしくお願いいたします。

  4.  Movable Typeをインストールしたときのディレクトリそのもののパーミション設定を755にしてみると、MT.CGIを起動したときの挙動はいかがでしょうか。
     それでもダメなようであれば、必要なファイルが不足している可能性は否めません。もう一度、ファイルのダウンロード、解凍、FTP転送をやり直してみるのも手かと思います。

  5. れお より:

    お忙しい中ありがとうございます。
    教えていただいたとおりwwwフォルダをパーミッション設定755にしてみました。(ついでにmtフォルダも)
    最初から755になっていたみたいですが、もう一度やり直してみましたが変化なしでした。
    もうこれは管理人様のおっしゃるとおり、ファイル不足なのかもしれません。すごい勢いでアップロードしていくので全部が全部アップできているかどうか確認していません。
    2000近くあるので、調べるのに少しぞっとしますが、・・・やってみます。
    それと、パソコンを変えてやってみようと思います。できるかどうかわかりませんが、またご報告しにまいりますね。
    本当にありがとうございました。

  6. れお より:

    ご報告にやってまいりました。
    今日やっと、インストールできました!!
    原因は、ファイル不足でもなく、パーミッションでもなく、アップロードの仕方に問題がありました。
    FFFTPの転送設定のところで、「小文字にして転送」にチェックしてしまっていました。
    だいぶ前、ファイルをアップロードするときになかなかできず、いろいろ触ったままにしていました。
    小文字でも大文字でも関係ないと思っていましたけど、大いに関係あるんですね。勉強になりました。
    いろいろお世話になりました。
    ありがとうございました。

  7.  原因がわかって良かったです。私が使っているFTPソフトには「小文字にして転送」という選択肢が無かったので、こんなところに落とし穴があるとは思っても見ませんでした。
     MovableType4は少々動作が遅くなったような気もするのですが、今のところは全体としては順調に動いています。mt4に対応したプラグインの種類も増えてきたので、今後はカスタマイズを進めていきたいと思います。