PDFと言えばAdobe社のドキュメント配布用フォーマットで、閲覧にはAdobeが配布するビューワー(ACROBAT READER)が必要で、PDFに変換するためには製品版のAdobe Acrobatを買わなければいけないという時代が続きましたが、ここ数年では安価、または無料のPDF変換ソフトが出てくるようになりました。
そんな無料のPDF変換ソフトの中で私も使ってきたのはPrimo PDFというフリーソフトです。そして、このソフトは今までは日本語版が無かったのですが、27日から日本語版が配布されることになりました。エクセルソフトという会社が日本語版に必要なモジュールを開発してくれたようです。
こちら(XLsoft エクセルソフト : PrimoPDF – ホーム)のサイトからダウンロードすることができます。やはり、日本語版だと安心して使用することができます。
このソフトは使い方は簡単です。ファイルをダウンロードしてインストールすると、仮想プリンタとして動作します。印刷ができるソフトであれば、印刷をするときにプリンタの機種名をPrimoPDFを指定することで、PDFに変換されたファイルを保存することができます。他に特徴としては下記の機能が紹介されていました。
- PrimoPDF はフリー ソフトウェアです!体験版ではありません。ユーザ登録も必要ありません。
- スクリーン用(オンライン表示)、印刷用(標準のレーザープリンタ)、ebook、および prepress 用に適した PDF を出力することが可能
- PDF 1.4 の基準に沿った出力が可能
- 40 ビット、または 128 ビットの暗号化
- 文書情報 (タイトル、作成者、サブタイトル、キーワード) の追加可能
- 64 ビット システムのサポート
- ダブルバイト キャラクタのサポート
- non-TrueType フォントのサポート
- Microsoft Windows 98、ME、XP、およびVista のサポート。また、Windows 以外のシステムからの PDF 表示の向上.
- 変換時に PDF の結合が可能
これだけの機能があれば、通常使う上では十分な機能を持っているような気がします。逆に「いきなりPDF」などの市販品ではどの辺が差別化されているのか気になるところです。
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