WordPressに最初に投稿される記事(Welcome to WordPress)

当サイトの記事には広告が含まれます

 コンテンツ管理システムの一つ、WordPressはこちらのサイトでも使用しています。このWordPressはレンタルサーバーなどに自分でインストールして使うのですが、このインストールが正常に終了すると、こちらの記事が自動的に投稿された状態になっています。

WordPress の世界へようこそ。
このテスト用の投稿は、インストールが問題なく終了したことを意味しています。早速この内容を編集、もしくは削除してあなた自身のブログを始めてください。

 この記事を実際に表示することで、自分のサイトが正常に動作していることの確認にもなります。

 以前は同じコンテンツ管理システムの一つ、「MovableType」を使い続けてきました。しかし、最近になってからはWordPressが注目され始めています。MovableTypeの特徴はコンテンツそのものはデータベースの中に蓄積していくものの、「再構築」というフェーズで静的にHTMLを生成しておくところです。閲覧者は静的に生成されたページを見ることになるので表示の時間が短いことが特徴です。

 一方で、WordPressは同じようにデータベースにコンテンツの中身は格納されているものの、閲覧者からのアクセスがあるたびに動的にページを生成して表示することが特徴です。従って、「再構築」というフェーズがありません。サイトに新たに記事を投稿したり表示内容をカスタマイズすると、MovableTypeでは再構築を実施することになるのですが、サイトの記事の量が増えるとこの再構築に数分かかるようになり、徐々にメンテナンスが大変になります。

 一方でWordPressであれば、記事の投稿や表示内容のカスタマイズなどをしても、そのまま即座に全閲覧者から閲覧可能な状態になります。この自由度の高さが最大の特徴になります。MovableTypeでもダイナミックパブリッシングという名前でページの動的生成にも対応するようになってきていますが、やはりWordPressの方がシンプルだと思います。

 日本では言語の壁の影響もあって今のところはMovableTypeの方が情報量も多く採用しているサイトも多いですが、外国ではすでにWordPressの方がシェアが高い場合もあるようです。

 そんなことで、WordPressというものが一体どんな使い勝手なのかを確かめてみるために、「さくらインターネット」のレンタルサーバーにWordPressをインストールして使ってみることにしました。同じレンタルサーバー上では、MovableTypeで構築したサイトも同居した状態で運用しています。MovableTypeと比較して実際のところの使い勝手はどうなのか、しばらく実験を続けていきたいと思います。

【2024年10月30日追記】

 このエントリーを投稿した当時は、こちらのサイトはMovableTypeで運用して、さくらインターネットでWordPressで試行運用する形で試していましたが、現時点では両者を統合して、WordPressで運用しています。

コメント