最近、FirefoxでRSSを読むことができるようになるプラグイン「SAGE」というものをインストールして使っています。Firefoxでサイトをブラウジングしつつ、RSSを見つけたらSAGEに登録したり閲覧したりすることがシームレスに進められるので、このSAGEというプラグインは非常に気に入っています。
このSAGEに登録されているRSSの種類が最近かなり増えてきました。このRSSを読むということをしていて最近、感じていることがあります。
それは何だかパソコン通信の時代に戻ったのではないかという錯覚にとらわれることがあることです。パソコン通信の時代にはNIFTY-ServeやPC-VANなどのホストにアクセスポイントを通じてダイアルアップでアクセスして、パソコン通信ソフトでマクロを組んで一気に自分が読みたいフォーラムの情報を一気にダウンロードします。(当時は常時接続ではなかったこととパソコン通信サイトが従量制の課金制度であることが多かったので、出来るだけ出費を安くしたいがために、ログイン中は手作業はしないようにしていました)
そして、ダウンロードしたパソコン通信のときのログファイルをログ閲覧ソフト(SHOWPCというフリーソフトを使っていました)で、自分が読みたい情報を読んでいくというプロセスになります。このログ閲覧ソフトは非常に優秀で、見ている記事に対してレスポンスをしたいときには、その場のオフライン環境でレスポンス記事を作成して次回アクセス時にパソコン通信ソフトと自動連携して、ホストへ自動アップロードする機能まで付いていました。
最近のRSSリーダーのインタフェースを見ていると、当時のログ閲覧ソフトにそっくりのような気がします。常時接続で常にインターネット環境に接続している状態で閲覧できることは一番大きな違いですが、もしかすると、当時のログ閲覧環境よりも悪くなってしまっているのではないかとも思います。
もしも、ネットに接続できない環境でRSSの内容を確認して、各記事に対するコメントをオフライン環境でも書くことができるようになれば、かなり利便性が上がるのではないかという気がします。
また、同じRSSリーダー上で、集めたRSSフィードの情報をもとに、自分のブログの記事もオフライン環境で作成することができれば更に便利になります。このようなことができるRSSリーダーがないかとネット上で探してみたのですが、見つけることができませんでした。
RSSリーダーとしてどんなものがあるのかはWikipediaのこちら(フィードリーダー – Wikipedia)の情報がもっとも参考になりました。
RSSリーダーを探している中で一番操作性が良さそうだと思ったのは、独立型のソフトウエアの中では、こちら(Blog Walker – fusagiko.com)のページで配布されているBlog Walkerというソフトウエアです。やはり3ペイン型というのはメーラーで使い慣れている形式なので良いと思います。
まだ、RSSリーダーとしての機能しか無いようですが、頻繁にアップデートを繰り返しているので、今後どのような機能が実装されていくのか非常に楽しみなソフトでもあります。今後の機能追加の状況を見ながら、FirefoxのプラグインであるSAGEと併用してみようと思っています。
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