先日、常磐ハワイアンセンターのことを描いた映画「フラガール」を見たばかり(映画 「フラガール」を見た ☆常磐ハワイアンセンターの歴史)を見たばかりですが、その常磐ハワイアンセンター(今のスパリゾートハワイアンズ)に行ってみることにしました。
きっかけは駅にあった「はとバス」の日帰りバス旅行のパンフレットを貰ったことがきっかけです。なんといっても値段が安い、浜松町(または横浜、さいたま新都心、南越谷駅南口)からの往復バス代金とスパリゾートハワイアンズの入園料金がセットになって、4000円から5000円です。混んでいる時期は5000円、それ以外の時期は4000円です。こちら(ご利用料金|スパリゾートハワイアンズ)の公式サイトで確認すると、入園料金は一般が3000円になっていますので、僅か1000円から2000円で往復できることになります。
実はスパリゾートハワイアンズへの日帰りバス旅行を実施しているのは、「はとバス」だけではありません。どこのバス会社が日帰りバス旅行を企画しているかはこちら「ハワイアンズの日帰りバスツアー|スパリゾートハワイアンズ)を参考にすると良いと思います。東京発のものだけでも、はとバスのほかに読売旅行、クラブツーリズム、ヤサカ観光、HISが運行しています。HISってあの格安航空券のHISですよね。国内のバス旅行まで手がけているとは知りませんでした。
ネックは現地の滞在時間です。午前11時前後に到着して出発は午後4時前後になり、正味の滞在時間は4時間半程度になるようです。この時間内で、プール、食事、温泉、フラダンスのショーを楽しまなければいけないので大忙しになりそうです。しかも、このお盆休みには1日に1万人程度の入場者があると各ホームページには書かれています。とすれば、施設の内部はどこを見ても人人人の状態で、全部を満喫するのはまず不可能でしょう。日帰りで行く以上は電車で行こうが時間配分は同じ程度になると思われますので、こればかりは、はとバスには文句は言えません。
混んでいる時期に行くとバスの移動時間が6時間とか4時間といった時間がかかることもあるようなので、それなりに覚悟も必要かもしれません。(情報:スパリゾートハワイアンズ – B級グルメ旅行記 – Yahoo!ブログ)
でも到着が遅くなってしまった場合にはその分、現地の出発も遅らせてくれるようです。(情報:椰子の実ジュースや~い(T◇T) – まだまだ新米PTA役員のつぶやき~2年目☆~ – Yahoo!ブログ)
また、バイキングの食事付きのプランもあります。こちらは1500円割高になって、5500円から6500円になります。ネットで情報を調べてみると、レストラン「パーム」というところで、こちらのバイキング料金は大人1500円です。ちょうど、こちらのバイキング料金分だけが上乗せされている格好になっているようです。今回は昼食付きのコースを選ぶことにします。(でも、こちら「スパリゾートハワイアンズ – 後悔しない食事 – Yahoo!ブログ」のブログを見るとバイキングの昼食は3500円と書かれているので時期により違うのかもしれません。とすれば、昼食付きのプランを選んでおいた方が良いかもしれません。今回は8月16日というかなり混雑している時期に行くことになりますが、バイキングの料金がいくらになっているかが気になるところです)
ということで行ってきました。まずは「はとバス」のサイト(はとバス|日帰・宿泊バスツアー|検索結果)で予約の手続きをします。スパリゾートハワイアンズだけで色々なコースがありますので、どのコースを選ぶかはゆっくりと吟味してください。最後の申し込みが終わったあとに、予約が成立したか否かはあとはメールで返信が来ます。この処理は人手で行われているようで、営業時間外に申し込みを行った場合には次の営業日に返信が来ます。今回は運良く予約が成立しました。
予約成立のメールには予約番号や集合場所、集合時間、バスの座席番号などの情報が書かれているので、そのままプリンターに打ち出して当日の集合場所に持っていくとおくと良いでしょう。
今回は浜松町のバスターミナルに朝8時10分に集合です。出発時間は8時30分なので20分の余裕を持たせているようです。浜松町に着いたら世界貿易センタービルの別館一階にバスターミナルに向かいます。ここには「はとバス」の受付がありますので、ここでプリントアウトしておいた紙を見せて受け付け手続きをします。
朝8時15分になると8時30分発のバス便に関する乗り場の案内があります。ここで乗り場に向かえば既にバスが止まっていますので、そのままバスに乗り込むことができます。
バスは早めにお客さんが全員そろったようで定刻5分前に出発、そのまま芝公園から首都高速に入り、常磐自動車道を走っていきます。渋滞にもあたらずに非常に順調に走っていきました。途中、友部のサービスエリアで15分程度の休憩をとります。
そして、あとはスパリゾートハワイアンズまで直接行きます。スパリゾートハワイアンズには11時頃に到着しました。ここでバスにスパリゾートの職員さんがバスに乗ってきて簡単な案内をしてくれます。何となく話し方がフラガールで出てきた人の話し方に似ています。出発は15時50分と案内されました。約5時間弱の滞在となります。
今日もやはり1万人以上の人が既に入館しているそうです。中は芋洗い状態になっていることは間違えありません。そうなっていることは覚悟して来たので、特に驚きません。そして、団体専用入り口に案内されて、そこからはとバスご一行様はみんな中に入っていきます。施設はやはり古いようで年期を感じます。この建物は1966年の開館時からある建物でしょうか。
まっすぐ進んで中央の階段をのぼり3階に行くとロッカールームになります。ここで水着への更衣を行います。このロッカーでは100円玉がいります。ロッカーの大きさにより値段が違うのですが通常のサイズのロッカーでは300円が必要でした。なお、当日に限って何回でもロッカーは荷物の出し入れができます。そして、当日帰るときに「お帰りボタン」を押すと100円玉が1枚出てくる仕組みになっています。従って、ロッカー代は200円ということになります。何回も出し入れ自由なのは助かります。そして、水着への着替えが終わるとロッカールームからそのままWATER PARKに出ることができます。ここに出た瞬間に驚いたのはやはり人の数に圧倒されました。どこのプールも人でいっぱいです。そんな人の数にもめげずに各プールを楽しみました。
人が多いこともあったとは思うのですが、施設が入り組んでいて、いったいどちらの方向に行けば何があるのかというのが相当判りにくいです。最初はwater gardensが中心だったと思うのですが、その後、これを取り囲むように色々な施設を建て増していったので、判りにくくなってしまったのでしょう。バイキングを食べる場所がどこにあるのか、大露天風呂の江戸情話 与市がどこにあるのか、そしてPAREO(スパガーデン パレオ)がどこにあるのか、本当に判りにくかったです。案内板を増やしたり、施設ごとにイメージカラーを決めて、その施設に行く廊下の色をそのイメージカラーにするなどの工夫が必要なのだと思います。
また、プール内の各施設を利用するために現金が必要というのも何とかしないといけないと思います。貴重品はロッカーに入れてと言っているのに現金は持ち歩かなければいけないというのは今ひとつの対応です。普通であれば、ロッカーの番号を登録すれば買い物が出来て最後に帰るときにロビーで支払いをするというシステムにしているところは多数あります。また、進んでいるところであれば、ロッカーキーにバーコードやICタグを付けて自動処理するところもあります。
はとバスのセットになっていたバイキングはレストラン パームでした。お昼の時間帯は混んでいるという情報もあったので、比較的空いているという情報があったポリネシアンショーが公演されている時間帯(13時30分から)に行ってきました。情報通り、テーブルがいくつか空いていて、待ち行列はありませんでした。すぐに案内をしてもらえます。料理はライス、チャーハン、カレー、焼きそばなどのほかに和洋中の料理やデザートが並んでいました。時間制限は特にないようですし、また以降、パームは混まなかったので、そのままこの場所で休んでしまいました。
ほかに、休むところがなくて困っている人をたくさん見かけました。事前にこちら(スパリゾートハワイアンズ・ブログ:お客様リクエスト:休憩所特集 – livedoor Blog(ブログ))の情報を見ておくことをお勧めします。
お昼ごはんを食べた後は、温泉に行きます。スプリングパークという施設に行きました。ここは水着で入るお風呂のゾーンも裸で入るお風呂のゾーンも両方あります。裸で入るお風呂のゾーンのお風呂は結構、硫黄の成分を感じる良いお風呂でした。ほかに露天風呂、檜風呂、高温サウナ、中温サウナなどの施設もあります。ここだけでも、かなりノンビリと出来ます。
お風呂からあがると、ちょうど時間は3時少し過ぎになりました。そろそろ集合時間も近づいてきたので、普段着に着替えて1階に降りて出口に向かいます。4時間30分というと時間的に少し短い印象があったのですが、これだけの時間があれば相当遊べます。グッタリとしていまいました。子どもも大喜びだったので、この程度の時間がちょうど良いのでしょう。
この1階には大きなおみやげ屋さんもあるので、何かお土産を購入するときにはここで購入すると良いでしょう。そして、おみやげ屋さんの出口から外に出て歩いていくと、バスが止まっている駐車場になります。
ここからバスに戻り、一路、東京に向かいます。帰りも渋滞はなく非常に順調に東京に着きました。帰りは東京駅の丸の内南口前でおろしてもらえます。私は浜松町よりも東京駅の方が便利なので助かります。東京駅には18時40分頃には着いてしまいました。帰りは3時間弱で着いたことになります。
ここまで施設が混んでいる時期に行くのはちょっとお奨めできませんが、逆に冬などに常夏の雰囲気を味わいたいときに来るのは良いかもしれません。
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