iPhoneやiPod touchが巷で評判です。これらにはWEBブラウザが付いていますので、今後普及していけば、これらの端末でWEBを閲覧する人がドンドン増えていくはずです。
従来、iPhoneは日本で発売されていなかったので、あまり心配する必要が無かったのですが、今後はiPod touchが日本で発売されることが決まっているので、無視できない存在になっていくでしょう。
そんなiPhoneやiPod Touchについては表示できる液晶画面のサイズが限られている(3.5インチ液晶 320X480ドット)ので、サイトによっては表示が崩れてしまう場合があります。iPhoneの普及に伴って、WEBサイトのデザインを変更することを余儀なくされるかもしれません。
そんな中、Movable Typeの開発元であるSIX APARTではiPhoneで記事の投稿などができるようにするためのプラグインを公開し始めたそうです。こちら(iMT – iPhone Interface for Movable Type | Plugin Directory | movabletype.org)で公開されています。
さっそく、インストールしてみました。インストールは簡単でダウンロードしたファイルを解凍して、MTディレクトリの配下にあるPLUGINSディレクトリとMT-STATICディレクトリの配下にそれぞれのディレクトリ構造を維持しながらFTPでサーバーに転送するだけです。
インストールをしたまでは良いのですが、私はiPhoneを持っていないので、動作テストをすることができません。こちら(The blog of H.Fujimoto:Movable Type 4をiPhone&iPod touchに対応させる「iMT」)ではプログラムの中でUSER AGENTSを判別しているところを修正して、普通のブラウザでもiMTが差し替えたテンプレートで表示させるように改造をされたようですが、私にはどこを直して良いかもよく判りません。
そこで、FIREFOXのアドオンであるUSER AGENT SWITCHERを使ってみることにしました。こちら(User Agent Switcher)でダウンロードをすることが出来ます。
このアドオンの設定画面でiPhoneという設定を増やします。user agentsの値については、「Mozilla/5.0 (iPhone; U; CPU like Mac OS X; en) AppleWebKit/420+ (KHTML, like Gecko) Version/3.0 Mobile/1A543a Safari/419.3」をセットするとうまく動作しました。こちら(Prototype 1.6.0 のブラウザ判定と iPhone – METAREAL)のサイトを参考にさせていただきました。
このプラグインをインストールした状態でMovable Typeの管理画面にアクセスすると、下記のような画面が現れます。
まずは、記事の投稿画面です。
次はコメントの管理画面です。一番上にspamコメントが未公開のまま残っています。spam報告をしておこうと思います。
iPhoneやiPod Touchを使用して、MovableTypeの管理がこれでうまくできそうです。
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