GIGAZINEさんを見ていると、JkDefragというフリーのDEFRAGソフトが紹介されていました。DEFRAGソフトはハードディスク上でファイルの読み書きを繰り返していってしまうと徐々にファイルの配置が断片的になってしまい、中には一つのファイルであるにもかかわらず、複数の領域に分断して配置されてしまうような状態になってしまったものを、連続的な領域に割り当て直してくれるソフトウエアです。
このデフラグ作業を実施しておくことにより、ファイルの読み書きが高速化されるといった利点がうまれます。
このデフラグツールですが、WINDOWSには標準搭載されています。従って、この標準ツールを使用していれば良いのですが、それだけでは物足りないという場合に、別売りまたは別配布のソフトウエアを使う人が増えているようです。
WINDOWSのデフラグツールはどちらかというと、ソフトウエアを起動している間は頻繁にディスクアクセスが発生したり、別のソフトでデフラグ中のドライブにファイルの書き込みなどを実施すると、再度、ディスク上の分析が始まってしまったりと、あまり「ながら作業」には向いているとは言えません。どちらかというと、WINDOWS標準のデフラグツールは、これを起動してデフラグしている最中には別の作業をすることは前提にして開発されていないのだと思います。
しかし、今回紹介するJkDefragについては、デフラグ作業中にも、それと並行して比較的快適にパソコンを同時に使用することができます。ここがもっとも大きな利点だと思います。
また、もう一つの利点は非常に使い方が簡単な点があげられます。圧縮されたファイルをダウンロードしてきて、解凍して出てきたEXEファイルをクリックするだけで、すぐにデフラグ作業が始まってしまいます。
立ち上がったソフトにはボタンのたぐいは一切ありません。単純にデフラグ中の状況をモニターできるだけです。下記のような感じです。
この記事も実はデフラグをしながら執筆しているのですが、特に普段、執筆しているときと何も変わるところはなく、快適に作業をすることができました。裏側では順調にデフラグ作業が進んでいるようです。
デフラグにかかる時間ですが、これは相当、時間がかかりそうです。というのも、私が現在使っているパソコン(THINKPAD G40)について、あまり積極的にdefragをしてこなかったので、相当、ディスク上のファイルで断片化が進んでしまっていたためです。モニター画面で見ても、緑の断片化されていない領域は非常に少なく、どちらかというと、黄色の断片化してしまっているような領域が大半をしめていることが判ります。
かなりdefragには今回時間がかかってしまいそうですが、裏側で普通にパソコンを使った作業ができるところは素晴らしい点だと思います。
今回のJkDefragですが下記のサイトからダウンロードすることができます。
★JkDefrag v3.24
また、GIGAZINEさんの記事によれば、WINDOWS標準のDEFRAG機能が提供しているapiをそのまま使用しているため、ディスクを壊してしまう危険はかなり少なく安全な部類に入るようです。(とは言ってもフリーソフトということもあり、ディスクが破壊されるようなことがあっても自己責任ということになるかとは思います)
このソフト、ときどき起動して、ディスクを綺麗な状態にしておきたいと思います。
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