読売新聞の調査結果が記事に載っていたのですが、インターネットの通販を使用して本を購入したことがある人は、全体の13%に達していて、2005年の調査結果と比較すると3ポイント上がったそうです。この中で特に20歳代の人については実に33%の人がネット通販で本を買ったことがあると答えています。
とすると、20歳代の3人に一人はインターネットの通販で本を買ったことがあることになります。この調査結果から考えると、ネット通販で本を購入することは相当、一般的になってきたことが判ります。
また、職業別では学生が2005年の調査時には約2割の人がネット通販を使ったことがあると答えていましたが、今回の調査では4割もの人がネット通販を使ったことがあると答えています。特に学生にはネット通販は一般的になっているようです。
以前はレアな本を買いたいときには都心にある大きな本屋さんに行って探し出すというのが常套手段でしたが、今ではネット通販を使って買い物をした方がやはり便利かと思います。私の場合、楽天市場のポイントを消化したいという目的のあるのですが、たいていの書籍は楽天ブックスで購入していて、本屋では雑誌程度のものしか買っていないかもしれません。
【2012/10/30追記】
電子書籍普及元年
この記事を書いた時期は書籍をネットで購入する人の割合でしたが、5年経った現在では電子書籍普及元年とまで言われる状況になりました。まだ電子書籍を活用している人の数は少ないですし、電子化されている書籍の種類もまだ十分ではありません。私自身は楽天のKoboという電子書籍のブックリーダーを購入し10冊ほど本を買いました。
電車の中で読むときなど、わざわざ重い本を持ち歩かなくても良いのはとても便利ですし、またKoboで利用している電子ペーパーはとても読みやすい液晶だと思います。
【2024年9月2日追記】
街中の個人経営の書店は絶滅の危機
街中の個人経営の書店の閉店が相次いでいます。ネットで書籍を注文したり、電子書籍を手元のデバイスで購入する人が増えたためです。
また、書店の置かれている状況を訴えたこちらの記事も、危機的な状況に瀕していることがよく判る内容でした。
Amazonなどで注文すれば当日や翌日には書籍が届いてしまうのに、この取次店というのは昭和30年代の仕事の仕方を今でもしているのかと目を疑いたくなるような状況です。
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