楽天市場はネット上の仮想商店街として、日本では絶大な存在感があります。今のところはショッピングモール事業は好調ですが、既にかなりの店舗数、商品数を取り扱うようになっており、もうそろそろ、頭打ちになってしまうかもしれません。
金融事業などにも進出していますが、ライブドアショック以来の株の取引件数の低迷などにより、金融事業が好調という状況にまではなっていないようです。
朝日新聞によれば、そんな楽天市場が次に狙っているのは台湾の市場だそうです。台湾で現地の企業と合弁で会社を設立し、そして現地でネット販売事業を始める構想です。また、単純に現地の品物を販売するだけではなく、台湾で人気がある日本のアーチストのグッズを販売することも計画しています。
もしかすると、日本市場から海外に目を向けるというこの戦略ですがあたるかもしれません。
2008年中の営業開始を目指すということですので、まだ来年のことになってしまいますが、どの程度の人気が出るのか非常に興味があります。
【2012/10/30追記】
2008年に計画通りに楽天市場が台湾にネット上のショッピングモールをオープンしました。こちらになります。
なんだかデザインは日本の楽天市場にそっくりでした。漢字が使われているので、なんだかどんな商品なのだかが伝わってくるところが面白いと思います。
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