パソコンにUSB接続しパソコンで視聴したりハードディスクに録画したりといったことが可能になる地デジアダプターのフリーオという商品が随所で話題になっています。
商品の公式サイトは下記のリンク先になります。
★Friio – 地上デジタルハイビジョンテレビアダプター 「フリーオ」
この公式サイトのトップページには下記の記載があります。
今まで、地上デジタル放送をPCのHDDへ録画する製品はこれまでもいくつか存在していますが、録画時にハイビジョン放送が従来放送のフォーマットへ変換されたり、 DRMによって暗号化されていました。フリーオの場合、受信したデジタル放送の暗号化(MULTI2暗号)を解くと同時に、 MPEG2TSフォーマットのファイルとして、そのままHDDに保存されます。
つまり、このアダプターが暗号化を解いてくれた上でMPEG2TSフォーマットのファイルのままでパソコンに送り込まれてくるので、一旦、ハードディスクに録画をしてしまえば、色々な場面でその番組を楽しむことができるようになります。
この商品は台湾で製造されて輸入されているということで、B-CASカードが含まれていません。最近ではデジタルテレビやデジタルチューナーを内蔵したDVDレコーダーなど複数の商品を持っている場合が多いかと思いますので、B-CASカードは一家庭に何枚もあるかと思います。この中の一枚をフリーオで使用することができるでしょう。
また、この製品はUSBバスパワーで駆動されるようなので、特に電源コンセントなどを準備する必要がありません。パソコンからUSBケーブル経由で電源が供給されます。これも手軽に使用することができて良いと思います。
値段は3万円弱ですが、販売ルートは上記の公式サイト経由の直販のみになっています。そして人気商品であるがために売り切れ中の状況が続いています。11月10日は再販されたようですが、既にまた売り切れてしまっています。
仕様は下記の通りです。
準拠規格 USB Specification Rev.2.0
USB2.0ポート×1搭載
アンテナ入力 F型コネクタ
受信チャンネル UHF:13~62ch
入力方式 ISDB-T 13セグメント
電源 USBバスパワー DC5V
最大消費電力 2.1W
外形寸法 38(W)×170(H)×180(D)mm
また、このフリーオを接続して楽しむことができるパソコンの規格は下記の環境条件を満足していることが必要になります。
CPU Pentium4/Celeron2.0GHz以上
メモリ Windows Vista:1GB以上
Windows XP:512MB以上
対応OS Windows Vista(32bit)、
Windows XP SP2以降
グラフィックカード ハードウェアオーバーレイ表示可能なグラフィックカード
サポートについては販社が直接のサポートを実施していないようです。公式サイトには下記のようにサポートに関する記載があります。
フリーオの商品に関しましては、安い価格のため、電話やインターネットでのお問い合わせによるサポートは行っておりません。この製品は厳格にテストされていますので、PCハードウェアで問題が起きないようにサポートされています。フリーオに関してのユーザーによる討論は、2ちゃんねるのDTV掲示板をご利用下さい。
商品が届かなかったときの対応はどうなるのか、もしもハードが壊れてしまったときにうまくサポートして貰えるのか等、ちょっと不安が残るところはあります。
参考サイトは下記の通りです。
★フリーオ(friio) 地デジHDアダプター wiki – トップページ
★friio的 Hiki – friio的 まとめHiki -フリーオ-
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