新進気鋭の映像作家が作り上げたYuming Films(3作品)を鑑賞

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 土曜日の夜にYuming Filmsが放送されていたのですね。すっかり忘れていましたが、DVDレコーダーはきちんと録画しておいてくれました。公募で応募した3人の映画監督が作品を作っています。最初に簡単な松任谷由実さんの挨拶があったあとに、ナレーターによる番組の紹介、そして1話目の「リフレインが叫んでる」の話しになります。

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リフレインが叫んでる

 この「リフレインが叫んでる」という曲、まず驚いたのは、発表されたのが1988年だということ、当時の「Delight Slight Light Kiss」というアルバムに入っています。実際、このアルバムもCDで持っているのですが、正直、この曲はもっと最近の曲のような気がしていました。まさか、20年も前の曲と聞いて驚いてしまいました。この曲は「湘南の風景、特に葉山の少し先に駐車場から海に降りられる場所があって、そこで「どうしてどうして私たち」のフレーズはうまれたと松任谷由実は話していました。

 主演は本仮屋ユイカさん、陸上の選手に扮しています。趣味はジョギング、好きな歌手はYumingとAikoということなので、このショートフィルムに出演するのにはピッタリだったのでしょう。

青いエアメール

 2作品目は「青いエアメール」です。こちらは1979年に発売された「OLIVE」というアルバムに収録されています。今から30年前の作品ということになります。こんなに昔の作品になってしまったのかと、ただただ驚くばかりです。Yumingはこの作品に関しては、

  • 意外に思われるかもしれないが、曲を書いてから詩を作るというタイプ
  • この青いエアメールは日記を書くような気分で詩が先だった部分が多かった気がする
  • 1番が詩が出来て、その1番の詩と字数があうように2番を作詞しているときに、「選ばなかったから失うのだ」というフレーズが出てきた

 という話しをしてくれました。

 この青いエアメールでは多部未華子さんが主演しています。最後に二人の誤解が解けて良かったです。

A HAPPY NEW YER

 3作品目は「A HAPPY NEW YER」です。1981年に発売された「昨晩お会いしましょう」というアルバムに収録されています。このアルバムは発売された当時にLPレコードを買った記憶があります。押し入れを探すと、きっと出てきそうな気がします。レコードプレーヤーが壊れてしまったので、もうこのアルバムもずっと聴いていません。また、聴きたくなってしまいました。

 Yumingはシンプルな気持ちでこの「A HAPPY NEW YEAR」という曲を30分くらいで作ってしまったそうです。

 ドラマの舞台は2010年の2月13日、なぜ、バレンタインデーの前の日であるこの日を選んだのか判らなかったのですが、中国のお正月の前の日だったのですね。この旧正月は年によって日付が違うそうです。そして、2010年は2月14日が正月にあたることになるそうです。Wikipediaに各年別の旧正月の日付が出ていました。(旧正月 – Wikipedia

 ドラマの中ではカラオケのお店が舞台になっています。このカラオケの中で若者たちが歌っている曲が全てYumingの曲ばかりというのは少し違和感がありましたが、作品全般を通してはしっとりとしていて良かったです。

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