先日、iTunesがWINDOWS2000に対応していなかったためインストールすることができなかったことを書いたのですが、いつのバージョンからWIN2000を切り捨てたのかが気になったので調べてみました。
まだ、マイクロソフトはサポートしているOSですし、現在のWINDOWS XPやWINDOWS VISTAと比べてみても、基本機能だけをみれば決して見劣ることは無い優秀なOSだと思っています。従って、世界にはWINDOWS 2000を使っている人もまだたくさんいるはずで、iTunesが対応してくれないことで困っている人も多いのではないかと思います。
ネットで探してみると、こちら(蜜柑箱: iTunes 7.4 win2000を見捨てる 最後の2000対応はiTunes 7.3.2 for Windows 2000)のサイトに詳しく書かれていました。
iTunes7.4からWindows2000はサポート対象外に
バージョンでいうと7.4が配布されたときにサポート対象OSからWINDOWS 2000が無くなったのだそうです。2007年の9月頃です。しかも、この時期以降に発売されたiPodではこのバージョン7.4が無いと繋がらないといいます。
古いバージョンのiTunesを見つけることができればうまくインストールできるのではないかと思っていたのですが、私はiPod Touchなのでこの作戦もとれないことがわかりました。(日本のアップルのサイトにはWINDOWS2000に対応したiTuesを見つけることができませんでしたが、米国のAppleではきちんと配布されていました「Apple – Support – Downloads – iTunes 7.3.2 for Windows 2000」。きちんとインストールの段階から日本語に対応しているようです。日本のAppleでもきちんとサイトに載せておいてほしいところです)
Windows2000のパソコンにはiTunesバージョン7.3.2をインストール
仕方がないので、WINDOWS 2000が入っているパソコンには上記のバージョン7.3.2をインストールしておきました。iPod Touchは接続することができませんが、曲の管理程度のことはできるはずです。
なお、この7.3.2には高い脆弱性が残っているようです。(iTunesに危険度の高い脆弱性、最新版のiTunes 7.4で修正済み)
従って、可能であれば使わない方がよさそうなことだけは事実です。せめて、この脆弱性の問題だけをなおした版をWINDOWS2000用として配布してくれれば嬉しいのですが、それも難しいのでしょう。脆弱性の内容は下記の通りです。
悪意のある音楽ファイルをiTunesで開いた場合に、アプリケーションが予期せず終了することや、任意のコードが実行される危険があるというもの。
今後、このような形で各種のソフトウエアがWINDOWS2000をサポート対象外にすることが容易に想像できるので、そろそろパソコンのOSをVistaあたりにアップデートしなくてはいけないようです。
ちなみに使っている機種はNECのエントリーサーバー、NEC EXPRESS 5800/110Gdという機種なのですが、正式にはVistaをサポートしていないはずです。この機種でVistaを走らせた実績はあるか否か、またネットで検索をしてみました。
すると、こちらのサイト(NEC Express 5800/110Gd へのVistaのインストール (1) – アットピーマン – 楽天ブログ(Blog))で、そのインストール方法まで詳しく書かれていました。BIOSの設定さえ気をつければ、何事もなくインストールはできるようです。
パソコンが重くなってしまいそうで本当は嫌だったのですが、仕方がないので、この機会にVistaを購入してみたいと思います。
(2008/01/27)
Windows Vista Home Premiumへアップデート
Windows Vista Home PremiumのDSP版を1GBのメモリーとセットでT-ZONEの通販で購入しました。1万5千円弱でした。このOSを使ってWINDOWS2000からアップグレードインストールをしようと思ったのですが、購入したあとでこれは制約により出来ないことが判り、仕方が無く、新規インストールすることになってしまいました。
WINDOWS2000のシステムが入っているディレクトリやProgramFilesディレクトリについては、Windows.OLDというディレクトリの下に移されてしまいました。以前のWINDOWSでは同じドライブに複数のバージョンのWINDOWSをインストールしておいて、起動時に選択して起動するということも出来たと思うのですが、VISTAではこれも無理なようです。
VISTAをインストールしたあとは各種プログラムは全てインストールし直しになってしまいます。ここで紹介したi-TunesについてはAPPLEのサイトで最新版のバージョンをダウンロードして院素トルをしました。これで、iPod Touchと同期を取ることができるようになります。
今回、Touchを接続してみたところ、最初にシステムソフトウエアのアップグレードを薦められて指示に従って作業をしたところ、Touchの中身のソフトが1.1.3にアップデートされました。今回のアップデートではITMediaによれば下記の更新があったようです。
今回リリースされたiPhone 1.1.3とiPod touch 1.1.3では、任意のコード実行や情報流出につながるSafariブラウザ関連の脆弱性2件と、iPhoneで緊急通報ダイヤル処理の問題を突いてパスワードロック機能が回避されてしまう問題に対処した。影響を受けるのはiPhone 1.0~1.1.2、iPod touch 1.1~1.1.2の各バージョン。
そして、そのあと、2480円で売られている追加のソフトウエアを購入するように案内を受けました。このソフトウエアはこちら(iPod Touchの新しいアプリケーション)でも紹介したようにそんなに魅力があるわけでもないので、今回は購入を見送ります。そして、iTunesとiPod Touchの同期をとって一連の作業終了となりました。
Vistaを購入したこと時点はあまり本意ではなかったのですが、CORE2DUO、メモリが3GB搭載という環境では特にスピードの面で問題になるようなことも無かったので、良かったと思います。ただ、WINDOWS XPと比較してかなり操作性の面で変わってしまっているので、慣れるのには時間がかかってしまいそうです。
コメント
Windows2000で第3世代 iPod Nanoを iTunes 7.6.2.9 を入れて使ってみる
iTunes 7.6がWindows 2000で起動したというだけでは心許無いので、実際に 第3世代のiPod Nano を買ってきました。
ところが、