MovableTypeのVer4.1ベータ3が公開(Six Apart – Movable Type News: Movable Type 4.1 ベータ 3 を公開)されたことを知り、さっそくインストールしてみました。
前回、12月に実施されたベータ2の公開のときには、インストールしたあとにバックアップする過程で異常終了(Movable Type 4.1へのアップグレード失敗)してしまい、アップグレードすることができなかったのですが、今回のベータ3ではアップグレードがうまくいくか否かが最大の焦点となります。
ネットで情報を検索をしてみると、同様のトラブルに遭遇されている方がいました。(realab.org – MT 4.1 Beta 2 で新規インストールができない件) 既にsixapart社にもフィードバックされていて、ベータ3では改善されることになっているようですので、今回のインストールはうまくできるのではないかと期待できます。
今回のバージョンもあくまでもベータバージョンということなので、インストール前に環境のバックアップは必須です。(正規リリース版でアップグレードをするときにも環境のバックアップはしておいた方が良いですが・・・)
環境のバックアップについては、単純にmtフォルダをパソコンにftpで送り込んでバックアップしておくだけではなく、MovableType4.01からのアップグレードではデータベースの形式も変わるようなので、データベースそのもののバックアップも必要です。
私は、「さくらインターネット」のMySQLサーバーを使用しているので、こちらのMySQLサーバーに入っているデータをWORDPRESSのプラグインを使用してバックアップしておきました。(さくらインターネットのプレミアムプランではMySQLのデータベースファイルは一つしか持つことが出来ないので、一つのデータベースファイルの中でWORDPRESSとMOVABLETYPEのテーブルが同居しています。従って、WORDPRESSのデータベースをマネージメントするプラグインで一緒にバックアップを取ることができます)
そして今度はバックアップした4.1ベータ3のファイルを解凍し、そのファイルをそのままサーバーのmtディレクトリにFTPソフトでアップロードします。全てそのままで上書きをしました。上書き転送が終わったら、mt.cgiを起動してみます。するとアップグレードプロセスが走行し始めて、無事にアップグレードが完了しました。
この記事はMovableType4.1ベータ3で投稿してみています。投稿画面は特に雰囲気が変わっていて、投稿する記事の編集エリアの下にあった「公開設定、カテゴリ設定、コミュニケーション設定」が記事j編集画面の右側に来ています。今までカテゴリの選択を忘れたままで投稿してしまうようなことがあったのですが、これならば記事を編集しているときにいつも意識していられるので、忘れることが無さそうです。これはなかなか使いやすくて良いです。
また、今までのバージョンと比較すると、再構築などに要する時間も短くなったと思います。Ver3のときと比較するとVer4になってから随分スピードが遅くなったと感じていたのですが、かなり改善されました。まだ、Ver3のときほどのスピードにはなっていないと思いますが、それでもスピードが速くなることは大歓迎です。今後、正式版がリリースされる段階でさらにスピードが改善されないか期待しています。
今後、1月のうちには4.1のリリース版が公開されるはずですので、このリリース版が出たら早めにアップグレードをしてみようと思います。
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