最近、コメントスパムの量がまた増えてきました。一応、スパムらしいと判断されるためか、公開一歩直前のところで抑止されて、メールで公開する場合には承認をするようにというお知らせを送ってきてくれるのですが、そのメールの量自体が最近になって相当増えてきたので、このままでは調子が悪いと思い何らかの対策を実施することを思い立ちました。
いろいろとウェブの中を調べているうちに見つけたのが、こちら「日本語でないスパムをフィルタするプラグイン(MT3.2以降用) – The blog of H.Fujimoto」のプラグインです。
今までも日本語が含まれていないコメントについてはスパムに振り分けるようにしていたのですが、最近、海外から来るコメントスパムは全角文字を含むようになってきたため、このプラグインだけでは抑止力が低下してきていました。
どうも、記事の中に含まれる全角文字をコピーして、これをコメントの本文に含めることによってスパム判定をされないような対策をとっているようです。こんな悪質なコメントスパムについては何らかの対策をとらなければいけません。
ところが今回紹介する日本語でないスパムをフィルタするプラグインはスパムとみなす条件を柔軟に設定することができます。たとえば、下記のような設定が可能になっています。
* 「全角文字を」の欄 → 5
* 「ひらがなを」の欄 → 2
* 「句読点を」の欄 → 1
上記の場合は全角文字は5文字以上含み、かつ、ひらがなについては2文字以上、そして句読点については1文字以上を設定していることという条件になります。
また、このプラグインではスコアの値も変化することができるところがよくできています。もしも、このプラグインで判定される結果を必ずスパム判定をしたいということであれば、-1というスコアからさらに厳しいスコア、たとえばー2とかー3といったスコアを指定することで、他のプラグインでプラスで判定されてもスパム判定をさせることができる確率が高くなります。
このプラグインをインストールしたことに伴う効果については、引き続き監視していきたいと思います。
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